1966年式のバットモービル(レプリカ)がオークションに登場。再現性も高く予想落札価格は約2,500万円から

2020-05-26

1960年代に大ヒットしたバッドマンが愛用する車「バットモービル」のレプリカモデルがオークションに出品されることが判明。
この個体は、初代「バットモービル」の生みの親でもあるジョージ・バリス氏が手掛けたモデルの複製版で、出品者の情報によれば、アメリカのプロモーションカーとしても活用されていたとか。


こちらの個体、所有歴としてはジョージ・バリス氏を含む4人のオーナーによって管理され、1966年にはエンジニアのJim Sermersheim氏によってファイバーグラスにて生成されていたものから、ステンレスやアルミ等の材質へと置き換えて大幅に変更が加えられました。

パッと見何がベースとなっているのかわかりにくいですが、中身は1958年式のフォード「サンダーバード(2台目:スクエア・バーズ)」で、排気量7.0L V型8気筒エンジンが搭載されています。

あらゆるポイントを確認していくと、ドアサイドパネルやアルミホイールのセンターキャップにはバットマンを象徴するコウモリのロゴが貼付されています。

こちらはフォード「サンダーバード」のV8エンジン。
ここにもちゃっかりとバットマンのコウモリロゴが貼付されています。

インテリアはコチラ。
ステアリングホイール中央にもコウモリ、センターコンソール周りやフルレザーシートのカラードステッチにはレッドのアクセントが加わり、何とも不気味さが伝わってくるツートンカラーです。

なお、このモデルの予想落札価格は約2,010万円~約2,570万円と中々に高額。
恐らく、ジョージ・バリス氏が所有していたというプレミア付加価値が影響していると思われますが、2013年にアリゾナ州のオークションにて出品された#1の本物のバットモービルは、約4.7億円の超プレミア価値が付いたとのことです。

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Reference:autoevolution