インディ500にてペースカーとして選ばれた歴代のシボレー「コルベット」16台がオークションに登場

2020-05-26

アメリカ・インディアナ州インディアナポリス市近郊のスピードウェイにあるインディアナポリス・モーター・スピードウェイにて、毎年5月に開催されるアメリカンモータースポーツのインディ500。

このモータースポーツでは、マシンがコース上にて事故を起こし、路面に脱落した車体やパーツの破片が散乱、またはマシン本体がコース上に止まっているときに散乱したパーツの損傷や二次クラッシュを防ぐことを目的にレースを先導する「セーフティカー(アメリカではペースカー)」が存在しますが、このペースカーに選ばれた歴代のシボレー「コルベット」16台が、5月15日のMecumオークションにてまとめて出品されることがわかりました。


今回出品される歴代のシボレー「コルベット」ですが、オークションでの予想落札価格は約2.2億円と言われていて、1台当たり約1,400万円の価値が付くと予想。
この歴代「コルベット」の中には、2013年と2014年、2015年、2017年モデルとして生産されたペースカー・エディションと呼ばれる、一般には公開されなかった特別モデルもラインアップされており、公式に認可されたペイント・スキームとペースカーグラフィックを使用した特別なモデル出品されます。

ただ、これらの台数をまとめて落札しない恐れもあるとして、そういった場合には、1台のみ入札を可能とするオークションを開催(1台落札したオーナーには、5月27日開催されるインディ500チケット2枚を進呈)。
なお、オークションにて得られた収益金は、キース・バス・オートオーティブとクラシック・アート財団に送られ、インディアナ北東部の高等教育機関と慈善団体に寄付されます。

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Reference:autoevolution