チューナー・Roushが過激な「ジャックハマー・マスタング」を販売。限定200台のみ、710馬力を発生

2020-05-26

アメリカの有名チューナー・ラウシュ(Roush)が、フォード「マスタング」をベースにした限定200台の特別モデル「ジャックハマー・マスタング」を販売します。
ラウシュは、これまでフォードが販売してきた「マスタング・クーペ/コンバーチブル」を20年に渡って数多くチューニングしてきた専門的なチューナーとしても有名で、同チューナーの創設者であるジャック・ロウ氏の名に冠した限定モデルとして登場します。


今回販売されるチューニングモデルの「マスタング」は、Roush R2650と呼ばれる排気量5.0L V型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高出力460hp→710hp、最大トルク570Nm→827Nmまでチューンアップ。
トランスミッションは、6速MT又は10速ATのいずれかから選択が可能で、足回りには、高さ調節可能なコイルオーバーサスペンションを追加します。

その他には、グロスブラックのアルミホイールに、コンチネンタルExtremeContactスポーツタイヤをセットします。
今回販売される「ジャックハマー・マスタング」について、ラウシュ・パフォーマンスのレースカードライバ兼アドバンスド・ビジネス・ストラテジストのJack Roush Jr.氏は「この個体は、信じられないほどの力を発揮し、マスタングのスリリングなドライビングを体験することができるチューニングモデルです。そのために必要なパーツを全て取付け、フロントエンジンカバーを加工することで、R2650のスーパーチャージャーエンジンをガッツリと詰め込んでいます」と説明。

パフォーマンスの向上とは別に、ラウシュは視覚的なアップデートも追加。
その詳細としては、新しいアンダーグリルとスポイラー、グリル・ベントへのスラット、リヤサイド・ウィンドウスクープ、サイドに沿った象徴的なホッケー・スティックが装着されます。
なお、この個体には約160万円にて5年/60,000kmのラウシュ専用保証もセットすることが可能です。

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Reference:motor1.com