Autocarが「マクラーレン・セナ」をレビュー。やっぱり車名は何かと賛否両論が激しい模様【動画有】

2020-05-26

マクラーレンのアルティメットモデルで「P1」の後継として世界限定500台のみ販売された「マクラーレン・セナ」。
この個体は、今年7月に公式メディアテストドライブを主催するとして、Autocar等の自動車ニュースサイトも数多く参加します。
そんなイベントが開催される前に、Autocarの編集者でもあるMatt Prior氏が、「マクラーレン・セナ」の魅力についてアピールしています。


「マクラーレン・セナ」は、公道仕様モデルでありながらも基本設計はトラック向けとなっているため、恐らくマクラーレン・モデルの中では圧倒的な走行性能を発揮します。
パワートレインは、「720S」譲りとなる新エンジンの排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力800ps、最大トルク800Nmを発揮します。
駆動方式は後輪駆動(MR)で、トランスミッションは7速デュアルクラッチギヤボックスとなりますが、例えAT限定で操作できたとしても乗るにはかなり抵抗のいる一台。これでスーパーマーケットに行くにはかなりハードルが高すぎますね。

パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が僅か2.8秒で、最高時速は340km/hにまで到達。そして時速250km/h走行時のダウンフォースは800kgを発生と、「720S」よりも9%も強力であることから、加減速時においても強力な性能を発揮することが伺えます。

ただ、「マクラーレン・セナ」という名称についてはあまり良い印象ではないようで、何かと賛否両論は多い模様。
レジェンドドライバーのアイルトン・セナ氏の名を冠する必要があったのか?と否定的な意見は多いですが、こういったリスクを受けてでも、思い切って命名するマクラーレンの根性は尊敬に値すると思います。

【McLaren Senna driven | 789bhp hypercar on track at Silverstone | Autocar】

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Reference:CARSCOOPS