メルセデスベンツAMG「GT」にハイブリッド搭載で800馬力超え。併せて最上位の「73」バッジも追加へ

2020-05-26

前回のスイス・ジュネーブモーターショー2018にて出展されたメルセデスベンツAMG「GT4ドア・コンセプト」のハイブリッドモデルについて、この個体に搭載されるエンジン出力が史上最強の805hpを発生する可能性が高いとのこと。

自動車ニュース・Digital TrendsとAMGのボスであるTobias Moers氏との対話では、現在V8エンジンをフロントに搭載し、後部車軸に電気モータを搭載したオリジナルのハイブリッドトレーンを開発しているとのこと。
しかも、このハイブリッドエンジンに加えて、「GT4ドアクーペ/Gクラス/SLクラス」を対象としたAMGの更なるトップレンジ「73」バッジを使用することも示唆しています。


AMGが考える上位モデルたちは、F1プロジェクトをテーマにしたハイパーカーであるとして、メルセデス独自の軽量バッテリーパックの開発に加え、「73」モデルを最大限まで軽量化するためにカーボンファイバを大量に使用する計画があるとのことで、性能だけでなく外観においても大幅な変化が見られる可能性が高そうです。

ただ、今現在AMGがハイブリッドモデル販売する上で大きく抱えている問題が「音」であるとして、ハイブリッドならではの静けさがスポーツモデルの醍醐味を台無しにしてしまうとのことで、パフォーマンス同様に重要項目として挙げています。
そのため、これはフェラーリやケーニグセグが抱えている問題同様に、ハイブリッド走行時の擬似的なエンジンサウンドを発する機能を盛り込む可能性が高いとして、これについての開発も着々と進められているとのことです。

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Reference:autoevolution