かなり理不尽?モナコにて、1,850馬力までパワーアップした日産「GT-R」が警察に止められる→「ウィングがデカいから罰金」【動画有】

2020-05-26

スーパーカーはもちろんのこと、純正でエンジン出力1,000psを超えるようなハイパーカーが当たり前のように走るモナコにて、一際異彩を放つクレイジーカスタムの日産「GT-R」が登場。

こちらの個体、V6ツインターボエンジンに電気モータを組合わせたハイブリッドモデルで、システム総出力は通常の3倍近くとなる1,850hpを発揮します。
見た目は過激なレーシング仕様で、フロントからリヤにかけてのフルエアロ装備はもちろんのこと、CFRP製フロントカナードや過激チューナ・リバティーウォークのような外付けリベット留めのオーバーフェンダー&極太タイヤという族車仕様にも見えますね。


この個体が登場しているのは、モナコの定番ともいえる空ぶかしフリー(とは言っても近所迷惑の苦情は半端ない)の噂のトンネルで、歩道には溢れんばかりのギャラリーが集まり、見渡す限り撮影・撮影・撮影の嵐となっています。
やはりスーパーカーが集まる聖地?でもありますし、海外旅行でモナコの噂のトンネルに訪問する熱狂的なファンも多いとのことなので、「GT-R」のドライバも熱が入り、クレイジーな空ぶかしサウンドを奏でます。

しかし、クレイジーな時間は束の間。
トンネルを抜けるとその先にはポリスメンが「GT-R」を誘導します。
どうやら道路交通法違反で切符を切られたようです。

具体的にはどんなことかな?と色々話を進めてみると、どうやら空ぶかし等が原因ではなく、リヤウィングが車幅を超えている(もしくは突起があるパーツであったり、基準外のモデルである)ことが大問題とのことで、不正改造とみなし切符を切ったのだとか。
ただ、このモデルは元々イベント用に用意されたデモカーでもあるので、この場で切符を切られるというのは、「GT-R」のオーナーも相当に不服そう。
結果として、仕方なく罰金を支払うことになっていますが、過激なパフォーマンスの裏でこうした現実が待ち受けているところは、正直あまり見たくないところではあります。

【1850HP NISSAN GT-R BUSTED BY THE POLICE!】

こちらは、「GT-R」以外にもアポロ「IE」やゼンヴォ「TSR-S」、ポルシェ「918スパイダー」、「ラ・フェラーリ」等、普段お目にかかれない希少すぎるハイパーカー達が登場しています。

【Monaco Day 2 (19.4.18) – LaFerrari, McLaren P1, 918 Spyder, Zenvo, Apollo IE】

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Reference:motor1.com