予想の2倍。ローマ教皇に作られたランボルギーニ「ウラカン」が9,438万円にて落札

2020-05-26

以前ランボルギーニが、バチカン市国のローマ教皇であるフランシスコ氏のために、同社CEOのステファノ・ドメニカリ氏が直々に訪問し、世界でたった1台のみとなるワンオフモデル「ウラカンRWD(後輪駆動)」を寄贈しましたが、このワンオフモデルが、昨日モナコ・モンテカルロにて開催されたGrimaldi Forum RM Sotheby’s にてチャリティーオークションにかけられ、予想落札価格 約4,760万円の約2倍となる9,438万円にて落札されました。


今回落札されたワンオフモデルのランボルギーニ「ウラカンRWD」は、同社スペシャルオーダーメイドカスタムであるアド・ペルソナムによってホワイト系の「ビアンコ・モノセルス」とイエロー系の「ジアッロ・ティベリーノ」のアクセントが加えられたバチカン市国国旗の色彩に身を纏った唯一無二のボディカラーとなります。

足回りには、20インチのジアーノ鍛造アルミホイールを装着し、ブレーキキャリパカバーはシンプルなブラックを装備しています。

インテリアは、ヘッドレストに「ビアンコ・レダ・スポルティボ」のレザーとランボルギーニロゴの刺繍が施されています。

パワートレインは、従来の「ウラカンRWD」と変わらずの排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力580ps、最大トルク540Nmを発揮します。
パフォーマンスも従来モデル同様に、0-100km/hの加速時間は3.4秒、最高時速は320km/hにまで到達します。

今回落札された収益金は、イスラエルのニベア平野へのキリスト教徒団体、人身売買やその他虐待の被害者である女性への支援を目的としたポープ・ジョンXXⅢへのチャリティーを目的に寄与されます(振分けとしては、イスラエルのニネベ市に70%、ISISに10%、ミシシッピ州オスロスに10%、グループル・インターナショナル・チルルギエンス・アミス・デ・ラ・マインに10%、ローマ法王であるヨハネス23世に10%)。

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Reference:motor1.com