その名も「ジェイダイト・ライド」!ソフトバンクグループが開発した車が人型ロボへリアル変身だ!【動画有】

2020-05-26

ソフトバンクグループでロボット関連事業を手掛けるアスラテック社等が提携して開発したヒューマノイド(人型)ロボット「ジェイダイト・ライド」を世界初公開しました。
この「ジェイダイト・ライド」は、ブルーのボディカラーを持つ車体デザインから、ガンダムのように人型へと約1分で変身することが可能な近未来型ロボットです。
基本的な変身スタイルは、タカラトミー製の「トランスフォーマー」のように変形することをベースとしています。


全長はコンパクトセダン並みの約4mで本体重量は約1,700kg程と意外にも軽量。
ボディカラーがブルーとなっているのは、機動戦士ガンダムのモビルスーツを手掛けたことでも有名な大河原 邦男氏が担当しており、そのスタイリングとデザインはまさしくガンダム風(子供心をくすぐります)。

基本的なボディの素材は、アルミニウム合金やFRP(繊維強化プラスチック)といった軽量素材を採用し、変身時に必要な動力源となる小型電動モータを搭載。

パフォーマンスとしては、いわゆる「車モード」と呼ばれる車の形をした状態であれば、最高時速60km/hにて走行することが可能なのですが、「ロボットモード」であれば、最高時速0.1km/hが限界といったところ(それでも歩けることがとんでもない進歩)。

なお、この「ジェイダイト・ライド」は世界でも類を見ない車から人型へと変形することが可能で、2人乗りで歩行もできるロボットであるとして、恐らくこのモデルと同じ機能を持つ個体は他には存在しないと主張しています。

【J-deite RIDE 人が乗り込んで車から人型への変形】

Reference:motor1.com

ロシア製トランスフォーマーも登場?!
関連記事:遂に実現!Lada「111」をベースにリアルトランスフォーマーを再現してみた【動画有】(2017/5/24投稿)

ロシアの自動車メーカ・ラーダ「111・セダン」をベースにしたリアルトランスフォーマーが登場。
Oryolというロシアのイベントにて行われたこの企画では、実際にLada「111」が走行しながらトランスフォームしていくという何とも面白い動画となっています。

上の画像のように、グラつく前輪をアームにて広げながら、徐々にロボットの両腕のように変形していき、四輪走行から二輪走行(地味に小さい前輪がある)へ。
すると、下の画像のように武骨に変形していきながら、フロントボンネットからロボットの頭が現れてきます。

何とも非常に不安定な走行ではありますが、無事にトランスフォーム完了。
さすがに車輪を使用しないと歩行できないというところは非常に現実的というか、ちょっとシュールではあるものの、色んな意味で時代の進化を感じることのできるユーモアある仕上がりになっていますね。

【Lada or Optimus Prime? Father & son create robo-car inspired by ‘Transformers’】