ホンダ「シビック・タイプR」が新たなるFF最速記録。前モデルよりも5秒短縮【動画有】

2020-05-26

昨年ホンダは、ニュルブルクリンクサーキットにてFF最速記録をマークしていたVW「ゴルフGTI・クラブスポーツS」よりも3.4秒速い公式的な記録となる7分43.8秒をマークしましたが、今回新たに別コースでのFF最速記録が誕生しました。

今回行われたタイムアタックは、日本のホットハッチのラップレコードを設定することを目指す「シビック・タイプR」のタイムアタックチャレンジ2018の一環として行われ、前モデルはエストリル・サーキットやハンガロリンクサーキット、シルバーストーン・サーキット、スパ・フランコルシャン・サーキットにて記録したタイムをベンチマークとしています。


ホンダ「シビック・タイプR」のドライバを務めるEsteban Guerrieri氏は、フランスのDircuit de Nevers Magny-Coursでの新たな記録を生み出すために、周回2分1.5秒をマーク。
この記録は、前モデルの「シビック・タイプR」の2分6.4秒よりも5秒近く速い設定となり、更にはプジョー「308GTI」の2分7.4秒、そして四輪駆動モデルとして強力なフォード「フォーカスRS」の2分7.7秒よりも速い記録となります(最も最速なのは、ミハイル・シューマッハ選手が記録したフェラーリ「F2004」の1分15.37秒)。

今回の記録について、ワールドツアーカーカップにて「シビックTCR」を操作したEsteban Guerrieri氏は、「シビック・タイプRについての最善のことは、それがあなたに自信を与えることです。それは非常に反応的で、最適なフィードバックを与えます。人々はシビック・タイプRを究極のパフォーマンスホットハッチと呼んでいます。クルマは前輪駆動(FF)の可能性の限界を推し進めていきます」と意気込んでおり、前モデルにて作りだした記録をすべて塗り替えることを目指しています。

【Honda Civic Type R achieves fastest lap record at Magny-Cour】

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Reference:CARSCOOPS