【悲報】シビックタイプRよりも高い560万円にてオークション落札されたホンダ(アキュラ)インテグラ・タイプR→ラストドライブでまさかの事故
もちろん落札者には納車されず、落札者の支払いも無し、残ったのは出品者の支払い手数料と事故したインテグラのみ
日本国内だけでなく、北米市場でも価格高騰が止まらない国産ネオクラシックスポーツカー(スカイラインGT-R/インプレッサ22B STi/80スープラ等)ですが、今後更に高騰するであろうアキュラ(ホンダ)のハイパフォーマンスモデルとなるインテグラ・タイプR(Acura Integra Type R)がオークションに出品され、約560万円(51,000ドル)にて落札されました。
価格帯だけを見ると、ホンダの特別限定モデルとなるシビックタイプR”リミテッドエディション”(Honda Civic Type R Limited Edition)の550万円よりも高いインテグラ・タイプRですが、年式としては1998年式で、走行距離は13.7万km(85,000マイル)と結構走られています。
恐らく低走行距離であれば、更に高額値で落札されていた可能性が高そうですが、そんなインテグラ・タイプRが落札者へと納車される直前にとんでもないことに…
一体どうなってしまったのかチェックしていきましょう。
アキュラブランドとして販売された唯一の丸目4灯式インテグラタイプR
こちらが今回、約560万円にて高額落札されたインテグラ・タイプR。
カスタムなどは一切されていないフルノーマル仕様で、ボディコンディションは抜群、キズや汚れなどもほとんどない極上品となっています。
なおヘッドライトデザインは丸目4灯式ということで、日本には導入されていない希少モデルでもあります。
サイドビューはエッジの効いたスタイリングで、フロントには排気量1.8L 直列4気筒VTECエンジンが搭載され、最高出力200hpを発揮、トランスミッションは5速MT、駆動方式は前輪駆動(FF)のみとなります。
足もとには15インチのホワイトペイントされたアルミホイールを装着。
そしてボディカラーもタイプR定番のチャンピオンシップホワイトにペイントされています。
内装は徹底した軽量化が施され、キズや汚れなども無し
内装は非常にシンプルながら、ブラックにレッドのカラードステッチはタイプR特有。
そしてエアコン関係やオーディオなども省かれるなど、徹底した軽量化が施されたスパルタン仕様で、当時はシビック・タイプRよりも優れた運動性能を持つことから世界最速の量産型前輪駆動モデルとも。
全く汚れやキズのない希少なインテグラ・タイプRですが、アメリカに輸入された台数は僅か320台と少なく、今後間違いなく高騰する一台です。
そんな好条件の個体ですが、先日のオークションにて出品されて約560万円という超高額値で落札されたものの、出品者であるオーナーは「最後のドライブ」を楽しむために公道へ。
まさかの引き渡し前日にクラッシュ
しかしながら、その最後のドライブが完全な失敗で、何とフロント・リヤバンパーを破損する大事故に。
事故の原因については明らかになっていませんが、どうやらサイドスワイプ衝突に巻き込まれたとのことで、ドライバーもむち打ちになるなどの大けがに。
そして最も悲しいのは、高額値で落札されたインテグラ・タイプRは落札者の元へと引き渡されることなく、落札額ももちろん振込は無し。
唯一残ったのは、出品者に課される手数料と大破したインテグラ・タイプRのみで、失ったモノの方がかなり大きいでしょうね。
エンジン等に大きな異常はなく、自走・修理は可能とのことですが、出品者 兼 オーナーの精神的ダメージは相当に大きいものと思われます。
この他アメリカにて販売されているアキュラ・インテグラ・タイプRはどれ位で販売されている?気になる続きは以下の次のページにてチェック!