直管マフラ仕様の「エンツォ・フェラーリ」がワインディングロードを走る。F1並みのサウンドで鼓膜やられるぞコレ【動画有】

2020-05-26

フェラーリ創業55周年を記念してつくられた「エンツォ・フェラーリ」が狭い道幅を異常なスピードにて走行していく動画が公開されています。
「エンツォ・フェラーリ」は、フェラーリのスペチアーレモデルで前モデルには「F50」、後継モデルには「ラ・フェラーリ」が存在しています。
デザイナーは、世界で活躍し、当時ピニンファリーナに在籍していたKen Okuyamaこと奥山清行氏で、前モデルとなる「F50」には無い快適性と動力性能、そしてデザイン性においても全く異なる”F1マシンを大きく意識した”スーパースポーツモデルとなります。

「エンツォ・フェラーリ」は、世界限定400台のみ生産の稀少車で、パワートレインは排気量6.0L シリンダブロックはアルミニウム合金製となる水冷V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力660ps、最大トルク657Nmを発揮します。


車体サイズとしては、全長4,702mm×全幅2,035mm×1,147mmととにかくワイド&ローでありながらも、今回走行しているところはとにかく狭い路地で、そこからのワインディングロードもとにかく狭いので、車両がすれ違うだけでもヒヤヒヤもの。

ちなみに、この「エンツォ・フェラーリ」は元々触媒コンバータとマフラが付属していたものを取っ払い、完全なる直管マフラへと改造しています。
その影響もあってか、エンジンサウンドも非常に重厚感があり、おまけに振動も中々のもの。
エキゾーストの抜けも相当に良いと思われ、もしかするとしエンジン出力は若干ながら向上しているかもしれませんが、仮にパワーを向上させても街中でその力を全て発揮するには無理がありますし、何よりも他の車両を黙らせてしまう直管サウンドの凶暴さに圧倒されてしまいますね。

【Ferrari Enzo w/ Straight Pipes INSANE Driving on Mountain Roads!】

Reference:Zero2Turbo

後続車にはアウディ「S5」が!
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フェラーリの創業55周年を記念してつくられた「エンツォ・フェラーリ」。
世界限定400台のみ生産されたと言われている稀少車にて、狭い路地や街中峠を爆走するという動画が公開されています。
40秒過ぎに訪れる乗用車とのすれ違いシーンについて、見ているだけでハラハラしてしまいますし、何と言っても車幅は2,035mmもあるので、ドライバの高度なテクニックが冴えわたっていますね。

ちなみに、「エンツォ・フェラーリ」は、当時の新車価格は7,850万円と言われていますが、フェラーリのフラッグシップ限定車は、プレミア価格が付いて1億円超えは当たり前。
そんな、1億円以上もする個体をこのように扱えるというのも、それはそれでかなりの度胸だなぁと思います。

ちなみに、「エンツォ・フェラーリ」の後ろから追いかけている車は、アウディ「S5」とのことで、さすがの「エンツォ・フェラーリ」には追いかけていくだけでも精一杯のようですね。

【Chasing a Ferrari Enzo w/ Straight Pipes on Winding Roads】