100台目のブガッティ「シロン」が生産完了。価格にして約3.7億円也

2020-05-26

世界限定500台のみ販売され、現在300台以上の受注を受けているブガッティ「シロン」。
今回、100台目となる「シロン」が完成し、フランス・アルザスのモルシャム工場にて同社CEOであるステファン・ヴィンケルマン氏を交えて記念公開が行われました。


今回製造された記念すべき100台目の「シロン」は、ダイナミックとエレガントを平等にした究極モデルで、ステファン・ヴィンケルマン氏も非常にお気に入りの一台と言われています。

ボディはマット系ダークブルーのカーボンファイバパネルにて組立てられ、レッドのアクセントが加えられた、これまでにない特別色。インテリアはレッドのフルレザーを採用しています。

価格帯としては、オプション等込々で約3.7億円と非常に高額ではありますが、これをオーダーしたのは中東のオーナー(30代)。
「シロン」は、この100台目の記念モデルを含めて2台目の購入になるとのことで、彼にとっては単なるポケットマネーレベルというのが何とも羨ましいですね…。

Reference:CARSCOOPS

日本に存在するブガッティ「シロン」オーナーとは?
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総資産1兆円を超えるZOZOTOWNの前澤CEO氏が、遂に世界限定500台のみ販売する(現在は320台以上を販売済み)ブガッティ「シロン」を遂に納車(厳密には2018年開始早々に納車)。
ブガッティ「シロン」といえば、車両本体価格は約2億円を超える1,500馬力発揮のハイパーカーで、例え宝くじで3億円当選しても絶対に購入することのできない車両でも有名。

ブガッティの使用するタイヤは、1本当たり数百万円の維持費が発生するため、それを容易に管理するだけの資産と、顧客の職業や購入目的、そして社会貢献度を審査し、この厳しい審査を通過しなければ購入が難しい一台となっています。

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今回前澤氏がオーダーした「シロン」は、フロントがオールホワイトカラーの一台となっていますが、リヤがどのようなカラーになっているかは不明(フロントとリヤでカラーが異なるツートン仕様が多い)。
インテリアカラーはキャメルなのかレッドなのかはわかりにくいところですが、中々に個性的な一台に仕上がっています。
恐らくオプション費用だけでも、5,000万円近くに上るでしょう。
ちなみに、福岡にも納車されたブガッティ「シロン」は車両本体価格とは別に、約8,000万円のオプション費用が発生している模様。

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なお、前澤氏は以下のツイートの通り、今後は世界限定150台のみ生産のアストンマーティン「ヴァルキリー」(約4.5億円)や世界限定275台のみ生産のメルセデスベンツAMG「プロジェクト・ワン(Project One)」(約3億円)が納車予定となっています。


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