目指すは「MIRAI」の販売台数増加。トヨタが燃料電池工場を建設予定

愛知県は豊田市に本社工場を置くトヨタが、付近にある下山工場に高圧水素貯蔵タンクを建設することが明らかとなりました。
水素自動車(FCV)は、電気自動車事業に比べて大きく減少していますが、トヨタはこの技術を引き続き継続しており、燃料電池の成熟に向けてスケールアップする準備ができていると説明していて、水素自動車の普及を促進するために、2020年までに具体的な活動を開始していく必要があるとのこと。

スポンサーリンク

これを念頭に置き、トヨタ唯一の水素自動車である「MIRAI」の販売台数を増やすことと、とてつもない納期(約3年)を大幅短縮することが目的となっています。
現在「MIRAI」は、日本やアメリカ、ヨーロッパ等の9か国にて販売されており、テスト走行はオーストラリアやカナダ、中国、アラブ首長国連邦にまで車を運び行っているとのこと。

トヨタは今後も、FCVの製品ラインを拡大し、コストダウンを目指して製品アピールを強化するため、トヨタグループなどと協力しながら、水素供給インフラを開発し、低炭素水素サプライチェーンを構築してくと説明しています。

Reference:CARSCOOPS

関連記事:北京MS2018にて、トヨタ「CH-R」他10車種に電気自動車、「カローラ/レビン」はPHEVで登場(2018/4/27投稿)


先日より開催中の北京モーターショー2018(別名:オートチャイナショー2018)にて、トヨタが2020年までに中国専売モデルとして10車種の電気自動車モデルと同社「カローラ/レビン」のプラグインハイブリッド(PHEV)を販売する計画を発表しました。
ちなみに、トヨタのプラグインハイブリッドモデルの採用は、日本以外では初めてとなり、電気モータのみでの航続可能距離は(フル充電にて)50km以上走行を実現します。

フロントデザインについては、僅かな変更しか施していませんが、新たな充電口やパープルのアクセント(これは中国らしい)、PHEV専用フロントフェンダーが装備されています。

また、トヨタは「カローラ/レビン」のPHEVを導入する他、「C-HR/IZOA」の100%電気自動車モデルを2020年に提供する予定となっています。
トヨタは中国企業とパートシップをとり、同社の電化モデルに使用される主要コンポーネントのために生産拠点を建設ことを決定。この取り組みの一環として、同社はニッケル水素電池パックの年間生産能力を2020年に22万台に拡大する予定となっています。

また、トヨタはバッテリ生産の増加に加えて、2020年に中国の研究開発センターに新たなバッテリ試験施設を開設する予定で、同国に電気自動車を建設するための準備として、地方生産構造を着実に強化していく模様。

トヨタは昨年、中国での電気自動車の販売台数は約14万台のみとなっていましたが、今後も電気自動車のラインナップを強化し続けるとし、その数は今後増加すると予想。トヨタの中国地域最高経営責任者である小林氏は「世界で最も先進的な電気自動車国である中国にて環境戦略のあらゆる面を着実に推進していく」と説明しています。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう