ランボルギーニ「ウルス」がスーパートロフェオシリーズのリードカーに採用。スペックは量産モデルと同じに

2020-05-26

ランボルギーニの最新SSUVモデル「ウルス」が、スーパートロフェオ・ヨーロッパレーシングシリーズの公式リードカー(別名ではペースカー)に抜擢。
チャンピオンシップは今年初めに既に開催しており、既に6大会のうち2大会を終了していますが、残りのレースは来月6月のミラノ、7月のスパ・フランコルシャン、9月のニュルブルクリンク、11月のバレルンガンガにて開催予定で、これらのレースのリードカーとして「ウルス」が使用されることとなります。


この情報は、Facebookでも一般公開されていますが、リードカーとして採用されている「ウルス」のスペックは量産モデルと変わらずの排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力650ps、最大トルク850Nmを発揮します(パワーにおいては「ウラカン・スーパートロフェオLP620-2」よりも優れている)。

今更ながら、「ウルス」のフロントヘッドライトは定番のY字形状となるLEDデイタイムランニングライトを採用しつつ、フロントエアインテーク周りのディテールもY字形状にデザインされていたんですね。
何の違和感もなくフロントバンパーにマッチしていたので気になりませんでしたが、こうしてみるとランボルギーニのデザインはとにかく複雑でありながらも美しい仕上がりになっています。

「ウルス」は既存のV8ツインターボエンジンのみ搭載の100%ガソリンモデルの他に、PHVモデルも今後1年半(18か月)以内に登場予定となっています。
パワートレインとしては、現在の100%ガソリンエンジンモデルとなる排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンをベースに電気モータを搭載して、システム総出力700ps以上、最大トルク850Nm以上を発揮する可能性が高いと言われています。

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Reference:CARSCOOPS