こっちの方がアリ!フェラーリのワンオフモデル「SP38」をスパイダーにしたら?というレンダリング画像が公開

2020-05-26

先日、フェラーリ最重要顧客の一人のために作られた”デボラ”という相性が付けられたワンオフモデル「SP38」。
ベースモデルとなるのは、フェラーリのV8ツインターボミドシップモデル「488GTB」で、リヤデザインはスペチアーレモデルとなる「F40」となりますが、このワンオフモデルをスパイダー風にしたら?というレンダリングが公開されています。

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今回レンダリングを担当するのは、スーパーカーの予想レンダリングを”早く”作らせたら右に出るものは居ないと言われるほどに、とにかく早く作り上げるハンガリーのデジタルアーティスト・X-TomiDesign氏。
今回公開されている「(仮)SP38スパイダー」は、ルーフを完全に取っ払いながらも、「458スパイダー/488スパイダー」同様にリヤデッキはそこまで低くないことを考慮すると、自動開閉式を密かに採用しているのかもしれません。

シートバックよりも後方のトンネルバックも設けられているようにも見えており、この辺りは「488GTB/488スパイダー」に非常に似ているデザインでもありますね。

なお、リヤの大きな特徴ともいえる「F40」譲りのルーバーを完全切り捨てていますが、ある意味全く新しいデザイン要素を掛け合わせた一台となりそう。

Reference:motor1.com

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フェラーリのマーケティングスペシャルプロジェクト部門によって生み出された最新ワンオフモデル「SP38」が世界初公開されました。
この個体は、同社V8ミドシップツインターボモデルの「488GTB」をベースにしたモデルで、5月26日Villa d’Esteにてオーナーのもとに納車されます。
※ちなみに「488スパイダー」をベースにした特別モデルが、日本限定10台のみの「J50」

ワンオフモデルの「SP38」は、ボディが完全個別化されたもので、ある意味コンセプトカーに近いデザインにて仕上げられています。
ボディには、特別なレッドカラーにて塗装し、カーボンファイバ製のフロントスプリッターやサイドスカート、フラットなヘッドライト、シャープなルーフライン、コンパクトなサイドウィンドウ、そして「812スーパーファスト」にも似たスター形状をベースとしたシルバーホイールを装着します。

リヤデザインを確認してみると、何とも伝統的なリヤウィンドウ/エンジンカバーがボディカラーと同色のルーバーにて置き換えられています(実用性を完全無視したデザインも昔ながらのスーパーカーの魅力だったり…)。
リヤテールライトは二眼式で、その周りにはブラックのグリルを設け、その直下にはデュアルタイプのエキゾーストマフラをインストール。

インテリアの画像は公開されていませんが、こちらは完全オーダーメード式となっています。
なお、パワートレインは、「488GTB」と同じ排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力670ps、最大トルク760Nmを発揮。

価格帯については一切不明となっていますが、「488スパイダー」をベースとした「J50」が約3億円であることを考慮すれば、ワンオフモデルの「SP38」も同等レベルの価格になる可能性が高そうですね。