遂に「アルフィエーリ」が登場だ。マセラティの2018年~2022年の公式ロードマップが公開

2020-05-26

昨日フィアットグループに属するアルファロメオの公式ロードマップ(5カ年計画)を公開しましたが、今度はマセラティの2018年~2022年のロードマップが公開。

FCAのCEOであるセルジオ・マルキオンネ氏によると、マセラティのためにFCAがけん引していることが明らかとなり、次世代モデルとなる「クアトロポルテ」やより大型となるSUVモデル、更にはハイパフォーマンススポーツモデルとなる「アルフィエーリ」も登場することが判明しました。

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2018年以降は、マセラティのモデルラインナップが大きく見直され、更にはエントリーモデルとなる「ギブリ」と「クアトロポルテ・セダン」のどちらも2022年までに新世代モデルへと移行されることも確実となりました。

大きく見直されるモデルとしては「レヴァンテ」と「クアトロポルテ」で、理想的ともいえる前後重量配分50:50を持ち、クラス最軽量ともいえるプラットフォーム、プラグインハイブリッドパワートレイン、「ダイナミックQ4 AWDシステム」が搭載されます。

こちらは全く新しいミッドサイズSUVモデル。
プラグインハイブリッドを搭載したパワートレインに、最先端モジュラープラットフォーム、前後50:50の理想的な重量配分、優れた乗り心地とハンドリング性能を提供します。

そして、コチラが最も注目すべきモデルのハイパフォーマンススポーツモデル「アルフィエーリ」。
このモデルでは、クーペとオープンタイプのコンバーチブルがラインナップされる予定。

両方のボディスタイルは、前述の「クアトロポルテ」と「レヴァンテ」を含む同社の新しいマセラティ・ブルーラインナップの一部として、純粋なオールエレクトリックモデルとして提供される予定となっています。

「アルフィエーリ」の特徴としては、トルクベクタリング機能や800Vバッテリ技術を備えた3モータ、四輪駆動、拡張された航続可能距離、短い充電時間、軽量構造、悪影響を最小限に抑えたインテリアを実現。

なお、マセラティのエコ・ポートフォリオには、2022年までに合計8車種のプラグインハイブリッドモデル、4車種のオールエレクトリックモデルをラインナップしつつ、今後4年間でディーゼルモデルを排除していく予定となっています。

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Reference:motor1.com