トヨタ「プリウス」にクレイジーな800馬力発揮のヘルキャットSRTエンジンを搭載。その名も「PriuSRT8」【動画有】

2020-05-26

ジェイ・レノガレージにて、トヨタのハイブリッドモデル「プリウス」にダッジ製大排気量エンジンを搭載した変態改造モデル「PriuSRT8」が登場。
この個体は、ARHと呼ばれるチューナがカスタムしたもので、昨年のSEMAショーでも出展された代表的なカスタムモデルとなります。


外観としては、マット・グレーのラッピングを施していますが、フロントボンネット下には、排気量4.2L Whippleスーパーチャージャーエンジンを搭載。
これは、アメリカのレーシングヘッダーであるNick Filippides氏との共同開発によって生み出された特別モデルで、ダッジのヘルキャットSRTグレードに搭載される排気量6.2L V型8気筒エンジン並みのパワーを発揮すると言われています。

トランスミッションはまさかの6速MTにてカスタムされ、それに加えてNHRAが認定した特別なシャシーに完全置き換えされることで、若干のサイズ変更も施されています。
パフォーマンスとしては、最高出力800hpとダッジ「チャレンジャーSRT・デーモン」並みのパワーを持ち、1/4マイル(ゼロヨン)では9秒以下にフィニッシュすることが可能。

早速ジェイ・レノ氏も試乗していますが、あまりの加速性能の高さに驚きを隠せず、空いた口がふさがりません(しかも、車内にはロールケージが装備されている)。
このモデルをカスタムしたNick Filippides氏によると、ECUセットアップによっては1,000hp以上発揮できる程の耐久性を持ち合わせているため、更なるパワーが必要とあらばすぐに対応可能とのこと。
サウンドももはやハイブリッド特有の静けさなどどこか吹き飛び、環境性能完全無視の直線番長といった印象を持ちますね。

【Hellcat-Powered Toyota PriuSRT8 – Jay Leno’s Garage】

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Reference:CARSCOOPS