【アップデート】超希少なフェラーリ250GTOが競売に出品され驚異の88億円にて落札!将来的には100億円以上で取引されることも確実に

2022-06-29

フェラーリのクラシックモデルは、既に芸術品の領域にまで到達している

過去に約50億円にて落札されたことのある超希少なクラシックモデル・フェラーリ250GTOが、過去最高額ともいえる約88億円にて落札されました。

豊富な歴史を持つフェラー250GTOですが、今回落札された個体はシルバーのボディカラーにブルー/ホワイト/レッドのトリコローレストライプが加わったオシャレな一台。

シリーズとしては、かなり貴重ともいえる250GTOシリーズ1で、シャシーナンバーは”4153GT”と1963年にル・マン24時間レースにて4位フィニッシュし、更には1964年のツール・ド・フランスレースにて優勝と、どの世界的なレースにおいてもトップ3ないしはベスト4にて受賞した希少なモデルとなります。


この高額すぎる個体を購入したのはWeatherTech CEOであるDavid MacNeil氏で、他のクラシック・フェラーリモデルも数多く所有するコレクターで有名。

車両買収の専門家もであるジェームス・コッティンハム氏によれば、シャシーナンバー”4153GT”は、「250GTO」の中でも歴史と独創性の面で最も優れた1台とのことで、Ecurie Francorchampsにて競争されるだけでなく、過去一度も事故したことの無いオリジナルモデルでもあります。

なお、フェラーリの歴史を深く知るMarcel Massini氏によれば、この「250GTO」は今後5年間で100億円を超えて売却されることは確実で、世界的に有名な故 プレストン・ヘン氏が所有していたレーシングスペチアーレモデル「275GTB/Cスペチアーレ」(約120億円)に匹敵する超高額車両になると思われます。

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Reference:CARSCOOPS

これが100億円超えのフェラーリだ!
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先週の4月30日(日)にこの世を去った、世界的有名なフェラーリコレクター(「FXX K」「250GTO」「ラ・フェラーリ」等)であるプレストン・ヘン氏(享年86)が所有していた、世界に3台しか存在しないスペチアーレモデル「275GTB/Cスペチアーレ」が、オークションに出品された際の予想最高落札価格が約1億ドル(約120億円)と発表されています。
※ちなみに、世界一高いといわれた「250GTO」は約54億円にてオークションにて落札。

こちらの個体は、FIAGT選手権にて出場するために生産された非常に希少なモデルで、車体番号は6885と付けられていました。
パワートレインは、排気量3.0L V型12気筒自然吸気エンジンを登載し、最高出力330psを発揮する、当時はとんでもないハイパワーを有する最強モデルでした。
ボディカラーはジアッロ系で、残りの2台の内の1台はフェラーリ・ミュージアムにて展示されているのだとか。

ちなみに、故プレストン・ヘン氏といえば、過去に「ラ・フェラーリ・アペルタ」の購入権を得ることができず、ホンダ/アキュラ「NSX」を即買いしては「フェラーリなんかよりも「NSX」のほうがずっと乗りやすいわ!」とわざわざフェラーリ本社に手紙を送りつけた程。
それだけ「ラ・フェラーリ・アペルタ」を購入できなかったことが悔しかったのでしょうが、これだけのコレクターで購入できない程に、相当にハードルが高いのですね。

【Ferrari 275 GTB/C】