変態極めしチューナー。センターシートに改造してしまったポルシェ「986ボクスター」が登場【動画有】

2020-05-26

アフターマーケットの中でも一際変態度が際立つビルド・バイオロジーが、人気動画共有サイトYoutubeのTheHoonigansチャンネルにて、特別にカスタムしたワンオフモデルのポルシェ「986ボクスター」をご紹介。
この個体を所有するBisimoto EngineeringのBisi Ezerioha氏によると、カスタムされた「986ボクスター」は、普通のモデルとは異なるセンターシートのみのレイアウトで、NOS風システム、ツインターボエンジンにて武装する最強のレーシング仕様に仕上げられているのだとか。


このチューナーは、2013年開催のSEMAショーにて出展されたホンダ「オデッセイ」に1,029hpのパワーを持つカスタムモデルを生み出したことがきっかけで一躍有名になり、そこから次なるステップの一環としてポルシェ「986ボクスター」を改造。

外観も大きく様変わりし、多くのカーボンファイバパーツを流用し、余分なパーツを一気に排除することで軽量化。
更には1本あたり9kg以下の19インチカーボンホイールを装着することで、軽やかな足回りを実現。

スペックにおいては、F1のKersシステムを搭載しており、システム総出力は元の420hp→562hpへとパワーアップ。
車体重量は不明ですが、パワーウェイトレシオはほぼほぼ2kg/ps台ないしは1kg/ps台後半の可能性がありそうです。

フロントスプリッターや大型リヤウィングにもカーボンファイバを採用していますが、こうした外付けのパーツだけでも数百万にも上るため、そう考えるとトータルのカスタム費用は1千万にまで上るのかもしれません。

【Center Seat Twin Turbo Porsche Track Monster – Bisimoto】

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Reference:motor1.com