生産台数僅か4台&低走行距離&720馬力発揮のフェラーリ「F40 LM」が約6.6億円にて販売中

2020-05-26

フェラーリの創業40周年を記念して製作されたリヤミドシップ・スポーツモデル「F40」のレーシングモデル「F40 LM」が、イギリスの高級中古車ディーラ・ジェームズ・エディションにて販売中。
こちらの個体、今まで生産された台数は僅か19台と非常に少ないのですが、更にその中でフェラーリがGTC仕様として製造した4台中の1台と言われる希少中の希少モデルとも言われています。


スペックとしては、従来「F40」をベースとした排気量2.9L V型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載するも、数多くの改造と改良型ターボチャージャーキット、Behrインタクーラー、Weber-Marelli電子燃料インジェクションを搭載することにより、最高出力720hpにまで向上しています。

この「F40 LM」は、ロードカーモデルとの区別を図るために多くのコンポーネントが変更されていて、例えば超大型ともいえるリヤウィングや、コンペティション仕様の5速マニュアルトランスミッション、大口径ディスクブレーキとキャリパ、改良されたスポーツサスペンション、特注のタイヤ&ホイールセットが装備。

画像では確認できませんが、元々ポップアップ式であったヘッドライトを排除し、固定式ヘッドライトにすることでギリギリまで軽量化を図っています。

走行距離は僅か2,600kmとかなり低走行で、今回の中古車販売価格は約6.6億円と2015年にオークションにて落札された3.6億円の約1.8倍にまで跳ね上がっています。
先日、フェラーリ「250GTO」が驚異の88億円にて落札され、今後もこの個体は更に価値を上げて100億円にまで到達するとも言われていますが、「F40 LM」も同様に数年後には10億円近くにまで価値を上げてくるのではないかと言われています。

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Reference:CARSCOOPS