トランスフォーマーのスピンオフ作品「バンブルビー」のティーザー映像が公開。シボレー「カマロ」ではなくVW「ビートル」が主役だ【動画有】

2020-05-26

映画「トランスフォーマー」のスピンオフ作品となる「バンブルビー」の最新ティーザー映像が公開されました。
この映画は、2007年に公開されたシリーズ第1作品目の「トランスフォーマー」よりも更に前となる1987年を舞台にした、バンブルビーと主人公である少女・チャーリーの交流を描いたストーリとなっています。


「トランスフォーマー」にて採用されていたバンブルビーには、当時大きく流行ったシボレー「カマロ」が主役となっていましたが、今回の映画では更に前のモデルとなるフォルクスワーゲン「ビートル」がベースとなっています。
サイズ感は一回り小さく見え、表情もどこか幼く、弱気な感じが現れていて好感が持てそうです。

なお、この映画の主人公として登場する少女のチャーリーは、アカデミー賞助演女優賞にもノミネート経験を持ち、歌手としての顔も持つ人気女優のヘイリー・スタインフェルド。
その他のキャストには、Pamela Adlonや「フォードGT」を無断転売したことでも有名なJohn Cena、Martin Short、Peter Cullen、Jess Harnell等、豪華な顔ぶれとなっています。

【Bumblebee (2018) – Official Teaser Trailer – Paramount Pictures】

Reference:CARSCOOPS

関連記事:中国メーカZotyeがポルシェ「マカン」だけでなく映画「トランスフォーマー」もパクる。その名も「SR9 Deformation」(2018/2/27投稿)

以前、中国のパクリメーカであるZotyeが、ポルシェのコンパクトSUV「マカン」やBMWのクロスオーバー「i3」、マツダのクロスオーバー「CX-4」、ランドローバーのSUV「レンジローバー」、メルセデスベンツのコンパクトSUV「GLC」、そしてレクサス「RX」をパクッてきましたが、今回はポルシェ「マカン」に加えて、映画「トランスフォーマー」丸パクりした「SR9」の限定モデルを発売。

その特別仕様モデルは「SR9 Deformation」というもので、「トランスフォーマー(Transformer)」という名称を使用してしまうと訴訟の問題が起きると判断したために「似たような名前なら問題ないだろう」という発想から”変形版”という意味の「デフォーメーション(Deformation)」を採用(元々Zotyeは、「マカン」のコピーモデルとなる「SR8」を販売しポルシェより法的措置を検討する通告を受けていた)。
何とも中国らしい発想ではありますが、上のバナー画像を見る限りでは映画「トランスフォーマー」に登場するバンブルビーのイエローを”もろ”に意識したモデルであることは明らか。

その他には、ワイドボディキットやイエローのブレーキキャリパカバー、スポーティな合金ホイール、新たに設計されたZotyeバッジを一新することで、こちらも「ポルシェ「マカン」を全くパクッていない設計にした」とZotyeは主張していますが、見た目は完全に「マカン」。

インテリアの質感は意外にも高く、グレーとイエローのバイカラーを用いた合成皮革を採用し、デジタルインストルメントパネルやシルバーとイエローのギヤレバーをデザイン。
パワートレインは、以前の「SR9」と変更なしの排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力190hp、最大トルク250Nmを発揮。トランスミッションは6速DCTを搭載。
価格としては、意外にも高額な約300万円となっていますが、中国市場では「SR9」の人気は相当に高いとのことで、既に5,000件を超える受注が入っているとのことです。