ボディカラーはビアンコ・イタリア。ルイス・ハミルトン選手に「ラ・フェラーリ・アペルタ」が納車

2020-05-26

ロッソ・コルサの「ラ・フェラーリ」はもちろんのこと、メルセデスベンツAMG「プロジェクト・ワン」もオーダー済みとなるF1ドライバーのルイス・ハミルトン選手に、世界限定210台のみの希少モデル「ラ・フェラーリ・アペルタ」が納車した模様。

この個体は、「ラ・フェラーリ・クーペ」や「エンツォ・フェラーリ」、「250GTO」といったフェラーリの希少モデルを所有する富裕オーナー”故 プリストン・ヘン氏”や”デイビッド・SK・リー氏”が購入権を得られなかったように、どんなに大金を積まれても(例えその人物が何兆円ものを資産を有する国王であっても)購入することができない、”フェラーリが選んだ特別な顧客”だけが購入できるスペチアーレモデルとなります。


現時点で、中古車販売価格は7億円以上ととんでもない価格にまで上昇している「ラ・フェラーリ・アペルタ」。
今回、ルイス・ハミルトン選手に納車された個体のボディカラーは、パール系ホワイトの「ビアンコ・イタリア」で、このカラーを塗るだけでもオプション費用は日本円にして約400万円。

「ラ・フェラーリ・アペルタ」は、選べるボディカラーが「ホワイト」「ブラック」「レッド」「イエロー」「グレー」とかなり限られており、更にはそのボディカラーに併せてインテリアカラーも決められてしまうため、そういう意味ではオプションは少なく、選択の幅が狭い”完成された個体”となります。

画像では確認できませんが、ホワイトのボディカラーをチョイスすれば、インテリアカラーは必然的にブラックを基調としたレッドのアクセントを加えたフルアルカンターラシートが設定されます。
それ以外のバックシートやセンターコンソール、ステアリング、パドルシフト、ダッシュボードのほとんどがカーボンファイバがふんだんに使用されます。

パワートレインは、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジン+モータ2基(前後1基)を搭載し、最高出力963ps/9,250rpmを発揮。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間は3秒未満、最高速度は350km/hまで到達します。


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Reference:autovolution