事故&炎上で焼け焦げてしまい、一切原型をとどめていない2005年式フォードGTが競売に登場。果たして入札されるのか?

そもそも本当にフォードGTなのかもわからない残骸

インターネットオークションCopartにて、何とも奇妙な2005年式のフォードGTが出品されています。

希望落札額などは一切記載されておらず、基本的には入札された値段に応じる流れで、恐らくオーナー側も「一刻も早く金になるなら売ってしまいたい」という想いがあるのかもしれません。

ただ、今回出品されている個体は「原型を一切とどめていない」ジャンクの山といったところ。

聞くところによると、所有者が目を離した隙に別の誰かに盗まれてしまい、無謀な運転によってクラッシュ→炎上した恐れがある車両ということで、いわば被害を受けてしまった非常に残念な車両といったところ(しかも犯人は見つかっていない)。


これが2005年式のフォードGTだと・・・?

早速Copartにて出品されているフォードGTを見ていきましょう。

確かに見るも無残な姿で、本当にベースがフォードGTなのかわからないレベル。

全てが灰になるほどに炎上したわけではなく、エキゾーストシステムのパーツの一部や、ブレーキキャリパー、エンジンの一部等、撮影箇所によっては目には付かないパーツが残っているようにも見えるものの、損傷具合を見ても他のパーツへと流用する価値は無いと推測。

なお過去にも、2015年式のランボルギーニ・ウラカン(Lamborghini Huracan)が僅か500円(5ドル)で販売されたことがありましたが、その個体も事故による炎上で使い物にならないレベルのものでした。

今回はそのウラカンよりも被害の大きい個体となるため、もしかすると値段は全く付かないのかもしれません。

灰だけでなく、そこら辺の砂や石なども集まっているようにも…

しかもこの出品モデル、3年ほど前から何度か出品されているそうですが、一度も入札されていません。

保管場所が屋外になるため、金属部分はほとんど錆び錆び状態に。

頑なに出品しなければならない理由はどこにも見当たりませんが、どうしてもスクラップにまではしたくないのかもしれませんね。

約500円ほどで落札されたウラカン

ベイビーランボルギーニともいわれた2015年式ウラカンLP610-4が、オークションサイトinsurance Auto Auctionにて破格の5ドル(約500円)にて販売されました。

但し、この個体は上の画像にもある通り全焼してしまったモノとのことで、走行不可どころか原型すらとどめていない状態。

唯一形状がわかるのはホイールデザインや2シートレイアウトぐらいで、もはや使い物にならないのはわかっていますし、「よくコレをオークションに出品したなぁ」と思うのが正直なところ。

よくよく確認してみると、サスペンション等は一応形状が残っているため部品の更に一部として流用できるかもしれませんが、どのようにしてこの個体を持ち帰ることになったのか気になるところ(ちなみに既に2件の入札が入っている模様)。

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Reference:Copart