ライバルはランボルギーニ「ウルス」をパクッたSUVモデル。同じ中国企業傘下のBisu Autoが謎の新型SUV「T7」を公開

2020-05-26

謎の中国の自動車メーカ・Bisu Autoが、最新クーペSUVモデル「T7」のイメージ画像を公開しました。
この個体は今年8月に中国市場向けに販売される予定で、つい先日大きな話題を呼んだ同国Huansu Autoが発表したランボルギーニ「ウルス」のパクりモデル「C60」と非常に密接な関係にあるとのこと。

っというのも、Bisu AutoはHuansu Autoと同様に、北京自動車工業会(BAIC)傘下にあるメーカで、中国・重慶を拠点としたかなり有名な企業であるとのこと。


今回発表された「T7」は、アウディ「Q7/Q8」やランボルギーニ「ウルス」、ベントレー「ベンテイガ」、そしてHuansu Auto「C60」をライバルとしたフラッグシップSUVとのことですが、本質的な乗り心地や走行性能面においては、アウディやランボルギーニ、ベントレーに及ばないとしても、少しでも品質を向上させるために最低2回の改良を実施。

インテリアは意外にも高品質で、シートはフルレザーを採用し、フロントのデジタルインストルパネルは12.3インチと超大型、タッチスクリーンも大型で、HUDやアナログ時計等、高級感を演出した上品な仕上がりに。

ただ、センターコンソールのシフトレバーは非常にチープ感丸出しのレトロチックで、よくよく見てみると、センターコンソールには小さなボタンが密集し過ぎて、どこに何のボタンがあるのかわからないレベル。

こちらは「T7」の外観を捉えたスパイショット。
背が高くなった4ドアクーペといった印象で、中国モデルらしからぬ圧倒的な存在感を放っています。

リヤにはBisu Autoや「T6」等のバッジが貼付されていることが確認できますね。
なお、パワートレインは非力ながらも排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力197hpを発揮。
サイズとしては、全長4,820mm×全幅1,915mm×全高1,660mm、ホイールベースは2,815mm、車体重量は1,698kgとなっています。

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Reference:CarNewsChina.com