マクラーレン・エントリーモデル「540C」は実用的?女性ジャーナリストが解説だ【動画有】

2020-05-26

マクラーレンのスポーツシリーズの中でエントリーモデルに位置する「540C」。
エントリーモデルとは言っても、排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は車名の由来にもなっている540ps、最大トルク540Nmを発揮するスーパースポーツですが、この個体が果たして普段の移動用として実用的なのかを女性ジャーナリストであるRebecca Jacksonさんが解説しています。


上記にも挙げたとおり、マクラーレン「540C」はスポーツシリーズ(570S/570GT/570スパイダー)の中でも最も手軽なモデルで、同じ技術とユニット、パワートレインを搭載。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が3.5秒、最高時速は322km/hと、従来一般車両のエントリーモデルに比べると圧倒的(過剰?)なハイスペックモデルと言えますが、パワーと走行性能を重視した個体である反面、実用面では一体どの程度の役目を果たしてくれるのでしょうか?

「540C」は、他のラインナップモデル同様の2シータスポーツクーペというカテゴリとなり、エンジンはミドシップ、トランクはフロントボンネット下に設置されていますが、積載容量としては144Lと旅行用のリュックやスーツケース、手提げバッグを入れるには最適(もちろん買い物袋も)。

乗り心地や操作性については、やや硬めではあるも、やはりステアリングが相当に重いこともあり、小柄な女性が運転するにはちょっと難しい恐れも。
っとは言いながらも、マニュアルトランスミッションを搭載しているわけではないので、オートマ限定のビギナーでも容易に操作は可能ですし、普段の移動用として煩わしさは特に無さそう(車格は大きいので気は使いますが…)。

ちなみに、私も「540C」には一度だけ試乗の経験がありますが、確かにステアリングは重いものの、普段用(例えば通勤や街乗り)として運転する分には特にストレスは無いように感じます。
むしろこういった特別なスポーツカーを毎日操ることの喜びは、何物にも代えがたいものですし、「これで毎日どこかに行きたい!」と自身をポジティブにしてくれるのではないかなぁと思ったりします。

【2018 McLaren 540C Review | More fun than an Audi R8? | What Car?】

【動画有】
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Reference:CARSCOOPS