発表まであと2日!マクラーレンのハードコアモデル「600LT」がニュルにてテスト走行

2020-05-26

発表まで残り2日となった「600LT」

既に2つのティーザー映像が公開され、実は「マクラーレン・セナ」の開発車両が目撃されていた際に、併せて開発が進められていたマクラーレンのハードコアスポーツモデル「600LT」。
今回は、ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにて、開発車両と思わしき個体がテスト走行しているところを目撃されています。
開発車両を見ての通り、スポーツシリーズ「540C/570S/570GT」と区別するために、トラック重視のマシンとして多くの変更が施される予定となっています。


「600LT」の主な変更点としては、フロントを中心に大型インテーク搭載のバンパーやカスタムスプリッター、空力フィンを確認することができます。

サイドから見てみると、ドア後ろには空気を取入れるダクトが広がり、リヤクォーターパネルの内側から抜ける仕組みになっていると思われます。

リヤマフラにはちょっとした工夫も?

リヤはかなりの変更が加えられそうですね。
例えば、固定式の大型リヤウィングと中央からストレートに出るエキゾーストセット、そして大型リヤディフューザーが挙げられます。
特にリヤエキゾーストセットは、「600LT」の過激なエキゾーストサウンドを響かせるだけでなく、リヤウィングに高温のエキゾーストガスを流すことで強烈なダウンフォースを発生させることができると言われています。

パワートレインは、スポーツシリーズベースとなる排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、600psに近いエンジン出力を発揮します。
更に、レーシングトラックやツイスト・マウンテン・ロードにて優れた走行性能を発揮できるようにトランスミッションとステアリング・ブレーキ・システムの調整が行われます。

設計思想としては、以前より高く評価された「675LT」に基づくと考えられ、生産台数も限られると思いますが、オープントップモデルが登場するかは不明となっています。
なお、この個体は6月28日よりオンラインにて公開され、7月12日~15日にて開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにてワールドプレミア予定となっています。

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Reference:autoevolution