ロールスロイスが超高額モデル「スウェプテイル」の類似モデルを販売?オールEV&自律走行機能を搭載へ

2020-05-26

 

ラグジュアリーカーメーカのロールスロイスが、2017年に発表した約14億円の超高額モデル「スウェプテイル」と、2016年に発表したコンセプトモデル「103EX」に類似した完全自律型走行車両「エクステリオン・コンセプト」の販売を検討している模様。
この個体は、近未来的を想定したモデルで、ロールスロイス特有のステアリングホイールやソファーのようなラグジュアリーシート、バーチャルアシスタントドライビングシステム、インフォテイメント用大型OLEDスクリーンを搭載しない仕様となっています。


スタイリングに関しては、現代の自律走行型レーシングモデルと「103EX」を足して2で割ったような感じで、リヤホイールカバー、長めのリヤオーバーハング、リヤガラスはまさしく「スウェプテイル」を上手く取り込んでいますね。
パワートレインは、内燃機関ではなくオールEVとなりますね(パワーは多分半端ないって)。

インテリアはディスプレイにかこまれており、ステアリングホイールは全く無く、インナー&アウターミラーも全くありません。
とりあえずドライバは座るだけで何もしません。隣に座っているあんな人やこんな人と話をするだけです。

気になる価格帯については、特に何も言及されていないものの、100%の自律走行機能を持ち、とてつもないパワーを持つであろう半端ないユニットを搭載したこの個体は、約10億円程の価格にまで到達するのではないかと予想されています。

Reference:CARSCOOPS

コンセプトとなっていた「エクステリオン」のデザインはコチラ!

関連記事:ロールスロイスの新型コンセプト「Exterion」が公開。過去最高の「スウェプテイル」以来の衝撃(2017/10/3投稿)

ロールスロイスの新たなコンセプトモデルとなる「Exterion」のイメージ画像が遂に公開に。
この個体をデザインしたのは、BehanceアーティストのSergey Dvornytskyy氏によるもので、このデザイン画像が過去にロールスロイスから登場した「スウェプテイル」よりも衝撃的なデザインを持つ最高のワンオフモデルであるとのこと。

まず一発目に度肝抜かれるデザインとしては、ロールスロイスの象徴でもあるフロントフェイスの垂直フラット付きのクロームグリルですが、今回の「Exterion」ではフラット付きのクロームグリルではなく、シルバーダイヤモンドのアクセントを加えたキャンバスグリル。

サイドを確認してみると、このコンセプトモデルには、エアロダイナミクス・ホイールカバーや、ブラック・フロント・アンド・リヤホイールアーチが採用(つまり、フロントとリヤのホイールデザインが異なる)され、一つ一つのデザインをより際立たせていますね。

リヤデザインもかなりアグレッシブで、とてもロールスロイスとは思えぬ程のスタイリングを持ち、特にリヤディフューザーのような複雑なパーツや、リヤウィンドウの中間には「Extrion」という車名ロゴが表記され、ホイールアーチから付きだしたようなボディワークもとにかく特殊。

なお、現時点でこの個体が市販化される可能性は限りなく低いですが、コンセプトモデルとして是非とも来年のスイス・ジュネーブモーターショー2018にんて登場してほしいところですね。