一体いくらになる?”分解された”フェラーリ「250GTO」がオークションに登場

2020-05-26

あまりにも奇妙過ぎる「250GTO」がオークションに登場

先日、レースにて大きく活躍し記録的な高額落札(約88億円と約50億円)記録を作りだしたフェラーリ「250GTO」ですが、今回はこれまで登場してきた中で最も奇妙な1台(1セット?)になります。
かなり例外的で稀だとは思いますが、分解されている「250GTO」のパーツ一式がオークションに登場。


今回出品されるのは、1962年式の「250GTE」(シャシーNo.4105GT)のシャシーフレームと、Tipo 128S V型12気筒エンジン、管状のスチールフレーム、アロイホイール(2セット…?)、冷却&制御コンポーネント、そして様々なダイヤルゲージ類となります。

タイヤは2本しかないが…?

シャシーには、元オーナーであるFabrizio Violati氏が、1988年1月10日付となる「GTO♯3851の忠実なコピー」と記載されていることから、いわゆる”レプリカ”と考えて良さそう。

その他のパーツには、ステアリングボックスやボディフレーム、ルーフ、ドア、ボンネット、バルクヘッドフロア、ブートフロア、パネルシート、トリム、ハブ、アンチロールバー、ブレーキディスク、ラジエータ等を準備。

そして、エンジンにはディストリビューターやウォーターポンプ、ファン、オイルフィルタといった基本的なパーツを取り揃えます(始動するかは不明)。
なお、この個体は6月29日のCoys Bienheim Palaceオークションにて出品予定でしたが、今現在もオークションサイトには掲載中になっていることから、(参考となる落札データも無いため)落札されないまま保留になっているのかもしれませんね。

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Reference:CARSCOOPS