【インテリア編】スズキ・新型「ジムニー」見てきた!各種ボタン類や乗り心地、居住性は?

2020-05-26

今度は新型「ジムニー」のインテリアをチェック

本日7月5日より発売スタートしたスズキの新型「ジムニー」を早速拝見。
前モデルからも進化した部分は多数あり、新たな機能性と面白みを上手く加味した新型「ジムニー」はまさに大人のオモチャといった印象。
細かい部分も含めて、お次は【インテリア編】をどこよりも早くお伝え致します。

ちなみに、今回拝見した個体は、新型「ジムニー」の上位グレード”XC”と呼ばれる一台。トランスミッションは4速ATとなります。
ボディカラーは、コンセプトカラーにも選ばれたキネティックイエローとブラックルーフのツートンカラーとなります。

【エクステリア編】はコチラ!
【エクステリア編】スズキ・新型「ジムニー」見てきた!キネティックイエローとブラックのツートン、リヤドアってそうやって開くのね【動画有】(2018/7/5投稿)


今回は助手席から見てみよう

本来であれば、運転席からしっかりと確認したかったのですが、運転席側にはすぐにガラスがあり非常に開けにくい状態。
店舗内は、とにかく車で埋め尽くされた状態だったので、車両の間を通り抜けるだけでも中々一苦労なんですよね。
なので、今回は申し訳ございませんが助手席からでご勘弁ください。

まだ展示車としておいたばかりなので、シートカバーがしっかりと被せられていますが、基本的にはどのグレードでも共通のブラックのファブリックシートとなります。
唯一の上位グレードの”XC”で異なるのは、撥水性ファブリックシートを採用していることですね。
車内の汚れを落とすため、水を使った車内洗浄を行うことも考えての装備みたいです。

ちなみにシートポジションの調整は非常に細かく、10mm間隔の細かすぎるピッチにて調整が可能(もちろん手動)。
おまけにシートスライドは240mmもの可動域があり、体格を選ばず様々な人が乗れる設計となっています。

内ドアはこんな感じ。
メッキ調のドアハンドルと、上からでも下からでも握ることが可能なプラスチック製ドアグリップを装備しています。

助手席側シートから乗ってみるとこんな感じ。
シートはオンロードとオフロード関係なく優れた乗り心地を提供しているとのことで、ファブリックシートは軽自動車の中でもとにかく硬め。しかしながら、それでもクッション性がしっかりと保たれているのでシートのホールド感があるところも素晴らしいところですね。
あとは、フロントシートに座っての居住性については、身長182センチの私でも全く問題なく座れますし、頭が天井あたることはありません。ある程度脚を伸ばすこともできますよ。

ちなみに、助手席のダッシュボード周りには、悪路での危険性や乗降り性を向上するためにフロント側にもグリップが設けられていました。これはかなりありがたい配慮ですね。

助手席側の左上には、しっかりとエアコンの吹き出し口となるサイドルーバーが設けられています。
上位グレード”XC”では、ルーバー周りのフレームにブロンズメタリック加飾が施されますが、それ以外のグレードでは同色のプラスチックとなります。

こちらは、助手席側のグローブボックス
車検証等の書類をまとめて入れられるスペースはあるも、そこまで奥行きはないので、必要最低限のみ収納スペースを確保している感じです。

運転席からも見てみよう

今度は運転席からも見ていきましょう。
まずはステアリングホイールですが、これがまぁ何とも上質なこと。
上位グレード”XC”では本革巻で、それ以外の”XL/XG”ではウレタン素材となりますが、おそらくどちらも質感は上々だと思います。
このステアリングホイールは、上下に35mm幅でチルトスライド可能なので、最適なシートポジションにてドライブすることができます。
ちなみに、ステアリング左側にはラジオやSD等のモードボタン、ミュートボタンを備えており、右側にはクルーズコントロールの設定ボタンが集約されていますね。

ちなみに、クルーズコントロールシステムの設定速度は約45km/L~100km/hとなっています。

こちらはナビゲーション画面用のフレーム。
今回の展示車にはナビゲーション画面が設けられていませんが、オプションに応じて8インチないしは7インチのナビを設定することが可能となっています。
ただし、8インチナビゲーション画面については、上のフレームだと一部隠れてしまうので、カバーを外して更に薄手の上質なガラスフレームを装着するみたいです。
まぁ、簡単にいうと新型「ジムニー」ではナビが標準装備されていないということですね。

こちらはナビゲーションフレーム下のエアコン吹き出し口やエアコン操作ボタン類。後付け感が強いですが、こうしたゴリゴリ感は非常に好み。
まずは上から見ていくと、エアコンの吹き出し口にはメッキフレームが追加され、更には角を丸くしたシトロエンのデザインに似たオシャレな仕上がりになっています。両サイドのエアコン吹き出し口の間にはハザードが設けられています。

吹き出し口の下には円形状のエアコン操作ボタンが集約しています。
左側が風量をダイヤルで調整し、フロントとリヤウィンドウは真ん中上下の物理ボタンにて設定するためのもの。
真ん中は、エアコンの風量や温度、風向き等の情報が表示されるディスプレイとなっています。
そして右側が、温度調整をダイヤル式、オート設定を真ん中のボタンにて設定するためのものとなります。

更にその下には、センタースイッチなるトグル状のものが4つ配置されています。
これらのボタンの内の左右は「パワーウィンドウ」、センター左側は「ESP OFFスイッチ※1」、そして右側は「ヒルディセントコントロールスイッチ※2」が設けられていることが確認できます。またまたその下はシガーソケットになります。

※1:ヒルホールドコントロール・・・坂道発進時にブレーキペダルからアクセルペダルに踏みかえる瞬間、一時的にブレーキが作動(最長約2秒間)。車体が後退せず、スムーズに発進できます。MT車を含め、全車に標準装備しています。
※2:ヒルディセントコントロール・・・急な下り坂などではブレーキを自動制御することで車両の加速を抑え、低速走行を実現します。ステアリング操作に集中できるので、安心して運転できます。

センタースイッチの手前側には変速操作をよりスムーズにするストレートゲート式のシフトノブが設けられていますね。
実際にシフトレバーを握ったときの感触は非常によく、操作性はかなり良さそうです。

シフトレバー手前には、パートタイム4WD専用レバーが設けられていますね。
上から「2H/4H/4L」と表記されていますが、それぞれの役割としては以下の通りとなっています。

○2H(2WD)・・・舗装路・市街地・高速道路など通常の走行時に仕様
●4H(4WD高速)・・・雪道・荒地など、2輪駆動での走行が困難な場合に使用
○4L(4WD低速)・・・ぬかるんだ道や急登坂・急勾配など大きな駆動力を必要とする場合や、スタックからの脱出時等に使用

パートタイム4WD専用レバーより手前には、サイドブレーキとドリンクホルダー×2、キー等のアクセサリケースが設けられていますが、有り難いことにサイドブレーキ横にはこんなスイッチも。

まさかのフロントシート用のシートヒーター(上位グレード”XC”のみ)までも完備しているとは…。
快適性や機能性の大幅な向上には、こうした上級車両に搭載されるシステムも標準装備する辺り、「ジムニー」の本気度が伺えます。

運転席周りも見ていこう

ステアリング右後ろには、3種類のボタン(誤発進抑制機能OFF/車線逸脱警報機能OFF/ヘッドランプウォッシャー)を配備。

更にその下には、エンジンスタート/ストップボタンサイドミラー設定や格納ボタンが設けられていますね。

(これだけ画像使い周りになりますが…)こちらは加速度(左)/速度(右)メータ/マルチインフォテイメントディスプレイ(真ん中)。
メータ類はシンプルなアナログタイプで、エンジン始動時に高い視認性を確保できるために常時照明を採用しています。
なお、マルチインフォメーションディスプレイに表示される項目としては、全グレードが「瞬間燃費/平均燃費/航続可能距離/外気温計/時計/半ドア警告表示等」上位グレード”XC”や”スズキセーフティサポート装着車両”に関しては「平均車速/走行時間/デュアルセンサーブレーキサポートなど各種警告表示」が追加されます。

ちなみに、加速度メータ(左)下には「トリップメータボタン」速度メータ(右)下には「照明調整ボタン?ダイヤル?」が設けられています。

後席を見てみよう

後席の居住性をチェック。
後席での快適性を求めるというのは中々難しいとは思いますが、身長182センチの私でも問題なく入れそうです。

ちなみに、フロントシートを最適なポジションに設定し、後席のリクライニングシートも調整しての膝先とシートバックの隙間はこちら。
隙間が無いどころか、むしろシートバックを膝で圧迫してる感じですね。
私の頭が天井にあたることはありませんでしたが、長時間車内にいるのはちょっと苦しいものがありますね(シートも硬いので、路面からの突き上げがキツそう)。

ラゲッジスペースを見てみよう

ラゲッジスペースにはかなりの容量が入りそうです。
数字にして352Lの荷室スペースが設けられ、リヤドア周りのフレームを薄くすることで開口部が大きくなり、荷物の積み下ろしがかなり容易になっているのではないかと思います。
更には、荷室の入口に樹脂を採用しているので、汚れに強いだけでなく、荷物の出し入れもかなりスムーズになりそうです。フロントシートと後席はフルフラットにもなるため、長尺モノの収納にはかなり便利かと思います。

ちなみに、リヤスペースを無駄なく活用できることや、使い勝手を向上させるために、ユーティリティナットや荷室フックナット、ラゲッジアクセサリソケットも標準装備しているみたいですよ。

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