プジョーの次世代「208GTi」はオールエレクトリックモデルとの噂。発表は3月のジュネーブモーターショー2019か

2020-05-26

排ガス規制に向けてプジョーはオールEVを本格始動?

2040年までにガソリンモデルやディーゼルモデルの販売禁止を決定した欧州において、フランスに自動車メーカ・プジョーが、新たな次世代ハッチバックモデル「208GTi」をオールEVモデルに移行する計画を持っているとのこと。
このオールEVモデルは、来年3月に開催するスイス・ジュネーブモーターショー2019にて公開予定で、プラットフォームについても従来のCMPプラットフォームではなく、EVモデル向けのe-CMPデリバティブプラットフォームを採用することが判明しています。

排ガス規制に向けて早期的な対応

イギリス自動車ニュースでのインタビューにて、プジョーのピエール・イマパート氏は、完全な「208GTi」のオールEVの見通しは立っていて、従来ガソリンモデルとおオールEVからの選択が可能でありながらも、具体的なことには一切言及していないとのこと。

なお、プジョーが早期的にオールEVモデル販売化を計画している背景には、2020年より欧州にて発効する排ガス規制「EURO5」と関係しており、CO2排出値1g/km、NOx全クラス0.06g/kmを満たすだけでなく、より排ガス値を悪化させるような不正改造防止の対策の取組みが影響していると考えられています。

パフォーマンスについては、EVタイプで最高出力530hp以上を発揮する可能性が高く、これはハイブリッドモデル「308Rハイブリッド」をベンチマークとし、環境性能だけでなく走行性能、コストパフォーマンスに優れた一台が登場するものと考えられます。

☆★☆プジョー関連記事5選☆★☆

プジョーがパリモーターショー2018にて新型コンセプトを発表へ。最新モデル「208」も登場か(2018/5/25投稿)
プジョー「508」にステーションワゴンが登場?10月のパリモーターショーにて公開か(2018/5/3投稿)
こんなモデルも登場していた。まるでブガッティ「ヴェイロン」風のプジョー「4002」【動画有】(2017/11/1投稿)
プジョー「3008」を見積もりしました。総支払額は511万円、リセールを考慮するとかなり不利か(2017/8/3投稿)
プジョー「3008」に試乗。ECY受賞も納得、SUV市場を活性化させるダークホース(2017/7/30投稿)

Reference:motor1.com