【公式発表】ランボルギーニCEO「次期V10/V12モデルにハイブリッドエンジン搭載だ」

2020-05-26

正式にV10/V12NAにハイブリッド搭載へ

ランボルギーニは以前、同社テクニカルディレクターのMaurizio Reggiani氏より「ウラカン/アヴェンタドールの次期モデルには、ダウンサイジングターボを採用せずに従来通りV10NA/V12NA+電気モータのハイブリッドパワートレインを採用する」と発表。

そして今回、イギリス・グッドウッド・フェスティバル2018にて、ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリ氏が改めて「ウラカン/アヴェンタドールの次期モデルにはV10/V12のハイブリッドモデルを採用する」と正式に発表しました。




ランボルギーニCEOによれば、「ウラカン」の次期ハイブリッドモデルを優先的に採用することを検討している模様。
「ウラカン」は2014年より「ガヤルド」の後継として販売スタート、「アヴェンタドール」は2011年より「ムルシエラゴ」の後継として販売スタートしていますが、年式から考えると「アヴェンタドール」の方が優先的にハイブリッドモデルを搭載するように思えますが、ここはやはり販売比率の高い「ウラカン」を優先的に採用することで、更に販売台数を増やしていく考えを持っているのかもしれません。

V12NA+ハイブリッドで900馬力発生も?!

パワーの詳細等については不明ですが、次期「アヴェンタドール」については、10月に発表されるであろう「アヴェンタドールSVJ」が最高出力800psを発揮するのであれば、次期V12エンジンのハイブリッドモデルは「アステリオン・コンセプト」に近い900psを超える可能性は十分に高いとの情報も。

いずれは100%電気自動車がラインナップされるとのことで、こちらについては、別のパフォーマンスとして擬似的にエンジンサウンドを奏でる技術や大容量のバッテリ技術を搭載したモデルが登場する予定(時期的には2026年頃)となっています。
そして将来的には、水素燃料を用いた最もエコロジーな一台を提供予定とのことで、これについては15年~20年程かかると言われており、消費者のニーズに合わせたデザインと価格、パワーを持った一台になるとランボルギーニは説明しています。

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Reference:autoevolution