マクラーレンはこうやって作られる。ほぼ手作業、その職人技ともいえる作業内容を動画にて【動画有】

2020-05-26

マクラーレンの勢いはとどまることを知らない

マクラーレンの製作工場であるマクラーレン・プロダクション・センター(MPC)にて、その製作工程がわかる動画が公開に。
マクラーレンは、2017年に販売した台数が3,340台と常に過去最高記録を更新しており、そのうちの売上高の約3分の2がスポーツシリーズ「540C/570S/570Sスパイダー/570GT」となります。
ここに、先日発表されたばかりの「600LT」が加わることで、更に販売台数を増やしていくとのことですが、こうしたモデルたちを生み出すための工場がイギリスのサリーにあり、全て手作業にて行われ、完成したモデルたちは世界31の市場にある86の小売業者を通して顧客に出荷されます。

1日の生産台数は僅か20台と少ないマクラーレン

MPCでは、1日最大20台の車両を生産しているとのことで、以下の動画においても、ボディペイントやカーボンファイバタブ、エンジンを挿入するまでの本質的な仕上げのタッチも全て手作業で行われており、まさに職人技といえますね。
ランボルギーニやフェラーリ同様に、オーダーメードで作られるスーパーカーは、一般的自動車メーカのようにオール自動化にすることは難しく、完全受注生産でもあるため、こうした手作業での製造というのは昔ながらではありますが、そこに込められた製品への愛情がしっかりと伝わってきますね。

マクラーレンは先日、2025年までの事業計画となるTrack25を発表しており、今後10年間で18種類の新型モデルが発売される予定となっています。
2025年までには、同社フラッグシップモデルともいえる「P1」の後継モデルを販売する予定で、これらのモデルを製造するために約1,800億円の設備投資を行い、100ものディーラが完成する2025年までに、生産レベルもほぼ75%増加させ、年間約6,000台製造できる企業と拡大していくとのことです。

【McLaren car production】

こちらはブガッティの製作工程がわかる動画。

【工場 ブガッティ ヴェイロン】

こちらはランボルギーニ。

【工場 ランボルギーニ】

最後は世界まる見え!テレビ特捜部!にてピックアップされたランボルギーニ特集。

【ランボルギーニ】

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Reference:motor1.com