Lummaデザインがアウディ「SQ5」をスポーティにカスタム。リム成形を活かした高品質ワイドボディキットを再現

2020-05-26

Lummaデザインにより、シンプルでワイドにカスタム

ポルシェやベントレー、ランドローバーのSUVモデルをメインに手掛けるチューナーのLummaデザインが、アウディのハイパフォーマンスSUVモデル「SQ5」をカスタム。
この個体は、昨年のデトロイトモーターショーにて発表以来、数多くのジャーナリストから高評価を得ている一台となりますが、その一方でカスタムやチューニング車両としては中々ピックアップされなかったモデルでもありました。


意外にもLummaらしくないカスタム?!

今回は中々取り上げられなかった「SQ5」を満を持してカスタムしているわけですが、これまでLummaデザインがカスタムしてきたモデルの中でも圧倒的に控えめで、優雅さやベーシックさが伝わってくるシンプルな構成になっています。

ボディカラーもマットイエローで引き締まり効果があり、全高は低くおまけにワイドであることを考えると、とてもミドルサイズSUVとは思えぬほどのコンパクトさがありますね。

ちなみに、今回Lummaデザインが準備したのはCLR 5Sボディキットと呼ばれるもので、フロントスポイラーエクステンションやフロント&リヤのホイールアーチエクステンション、サイドスカートアンダースプリッター、リアスカートエクステンション、カスタムリヤディフューザー、カスタムドアパネル、Lummaロゴ付スクエアエキゾーストパイプ、カスタムアルミホイール、リヤスポイラーリップと意外にもボリューミー。

高品質仕上げのリム成形だからこそ成せる業

しかも、これらのボディキットパーツは高品質PUR-RIMプラスチックと呼ばれるリム成形(反応射出成形)にて作られたもので、従来の射出成形に比べて、低粘度の液体を使用することで、低圧成形できることから、射出液の反応時間を任意調整でき、射出時間の延長はもちろんのこと、時間の短縮まで幅広く対応可能となり、高品質で小型から大型まで成形ができる重要な成形方法となります。

なお、パワートレインについては特に変更は無く、排気量3.0L V型6気筒TFSIエンジンを搭載し、最高出力354ps/最大トルク500Nmを発揮。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が5.1秒とSUVとは思えぬ飛びぬけた加速性能を持ちます。

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Reference:CARSCOOPS