イギリスにて、マツダ「CX-5」が遂に登場。イギリスでは初のCVT搭載ガソリンユニットに

2020-05-26

イギリス市場での拡販を目指すマツダ

来月8月31日より。マツダのミドルサイズSUVモデル「CX-5」がイギリス市場にて販売される予定となっています。
パワートレインのラインナップ拡大とセーフティサポートキットをアップグレードした形での登場となりますが、その一方でイギリスでは初めてとなるガソリンモデル+CVTのラインナップを選択することが可能となります。


ガソリンモデル+CVTが初めてとな?

マツダ「CX-5」は、昨年イギリスにて発売された第2世代モデル以降、3,612台売り上げたベストセラーモデルで、グローバル規模では同車はマツダの販売台数の約25%を占めています。

加えて、今回のアップグレードにより、「CX-5」のガソリンモデルにおいては、排気量2.0L SKYACTIV-Gユニット搭載の直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力165psを発揮。駆動方式は前輪駆動(FF)のみとなりますが、これまでガソリンモデルでは6速MTしか選択できなかったものが、今回より初めてとなる6速ATがようやく提供されることになりました。

マツダお得意のディーゼルもアップグレードで登場

もちろん、ディーゼルモデルも引き続きラインナップされますが、これについてはエンジンが改良され、新たなピエゾインジェクター、2段ターボチャージャー、排気ガス浄化技術の一つで、ディーゼルエンジンの排気中の窒素酸化物を浄化する技術でもある選択的触媒還元(SCR)のアップデートが施された排気量2.2L SKYACTIV-Dユニット搭載の直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力150ps/184psの2グレードがラインナップされます。

なお、SKYACTIV-Dユニット搭載の上位グレードについては、前モデルよりも約9psパワーアップし、エンジンの中間回転数から高回転数への高いブースト圧と高い圧縮比を可能にしています。

安全サポートも充実でこの価格はかなり買いかも?

外観の変更については、Sport Nav+19インチ合金ホイールのセットや、LEDヘッドライト、オートパワーフォールディングドアミラー、デュアルゾーンエアコン、DABラジオ、ナビゲーション付7インチカラータッチスクリーンディスプレイが標準装備されます。

なお、セーフティサポートキットも強化されており、レーダークルーズコントロールやリアクロストラフィックアラート、スマートブレーキサポート、ハイビームコントロール、レーンキープアシスト、レーンディパーチャーウォーニング等の機能も全て標準装備されます。
価格帯としては、約372万円からとなります。

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Reference:CARSCOOPS