恐るべしポルシェ「911GT2RS」。世界で2番目に長いストレートを持つオーストラリアのサーキットにて量産車最速記録を樹立【動画有】

2020-05-26

ポルシェがまたもや量産車最速記録を樹立

ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにて量産車最速記録を6分47.3秒にて更新(現在は「アヴェンタドールSVJ」の6分44.97秒が最速)したポルシェ「911GT2RS」が、この度、周回7.7kmで35個のコーナーを持ち、更には世界で2番目に長いストレートを持つ南オーストラリアの新設サーキット場であるベンド・モータースポーツパークでの量産車最速記録を樹立しました。


「911GT2RS」のタイムはあくまでもベンチマーク

この記録を見事に生み出したのは、オーストラリアでのサーキット経験を豊富に持つウォーレン・ラフ氏で、そのタイムは驚異的ともいえる3分24.079秒。
もちろん、このサーキット場にて約3分半の記録を生み出し、世界で一番最初にラップタイムを樹立した個体でもあるため、「○○よりも速い」という説明は不可能ですが、以下のオンボード映像を見るだけでも、その速さは驚異的といえるのではないかと思います。

ベンド・モータースポーツ・パークは、アイルランドの町から車で約1時間ほど離れたところの、マレー川に近い小さな町・タイルベンドに位置し、1億ドル以上の大規模な投資により作られた貴重且つ全く新しいサーキット場となります。
今回の記録について、ウォーレン・ラフ氏は「911GT3よりも遥かに速く感じ、直線でたたき出した260km/hのスピードは何とも過激だ」と説明しています。

恐らく、この記録をベンチマークとして、他の量産モデルが続々とラップタイム更新を目標に参戦するのではないかと思いますが、何せ相手はニュル最速記録を更新した天下のポルシェ。
今この個体のラップタイムを更新できるのは同じポルシェかランボルギーニではないかと思いますが、先日ニュルにて最速記録を打ち立てた「アヴェンタドールSVJ」も黙っているわけも無く、この記録に挑戦してくるのではないかと淡い期待を寄せたりしています。

【Porsche 911 GT2 RS sets production car lap record at The Bend Motorsport Park】

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Reference:motor1.com