うへ?ラポ・エルカン所有のパガーニ「ウアイラ・ランポ」が早くも販売中。走行距離はたったの8km

2020-05-26

あのド派手カスタムの「ウアイラ」が販売中

昨年12月、イタリアのファッションブランド「イタリア・インディペンデント」の会長であり、ガレージ・イタリア・カスタムも務めるラポ・エルカン氏が、1954年式・フィアット「Turbinaコンセプト」よりインスパイアされたパガーニ「ウアイラ・ランポ(Huayra Lampo)」を納車するも、1年も所有せずすぐさま売却していたことが判明→現在中古車市場にて販売中。
“ランポ(Lampo)”とは、イタリア語で”Lightning(ライトニング)”つまりは稲妻や閃光を意味。


走行距離10km未満の極上の個体

今回登場しているこの個体は、パガーニの認定中古モデルとなるパガーニ・ニューポートビーチにて販売されているモデルで、走行距離はたったの8kmと一切走行していない鑑賞用のモデルと扱われていました。

上記にもありますが、「ウアイラ・ランポ」は1954年のフィアット「Turbinaコンセプト」からインスパイアされたもので、ホワイトペイントのボディパネルとオレンジカラーのカーボンファイバを組合わせた何とも個性的な配色となっています。

イタリア国旗を示したイタリアントリコロールペイントも、ブレーキキャリパ等に塗装され、足元はゴールドのホイールリム、そしてタイヤにはレッドのレタリングが添付されていることが確認できますね。

インテリアは、パガーニの特別部門や職人による完全手作りで、別注のチェッカーブラウンレザーが採用されています。

ダッシュボード周りには、パガーニによく使われるグロスカーボンはもちろんのこと、ブラシアルミニウムやゴールドを採用した豪華すぎるインテリアオプションとなっています。

パワートレインは、通常の「ウアイラ」と同じ排気量6.0L AMG製V型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力730ps、最大トルク1,000Nmを発揮。最高時速は383km/hにまで到達します。

「ウアイラ・ランポ」は、約2年間の開発期間を要した後に、更に1年~2年の製作期間を掛けて仕上げられた貴重な一台。
新車販売価格は3億円以上と言われていますが、納車までの待機期間やワンオフという付加価値を鑑みると、もしかすると約4億円にまでその価値が上昇するかもしれません。

☆★☆ラポ・エルカン関連記事3選はコチラ!☆★☆

旧世代フィアットをコンセプトとしたパガーニ「ウアイラ・ランポ」が登場。イタリア国旗をイメージしたシャレた一台だ(2017/12/15投稿)
ワンオフ大好きラポ・エルカン。ブルーにまとめたフェラーリ「GTC4ルッソ」を世界初公開(2018/2/4投稿)
かなり奇抜。ラポ・エルカン氏が所有していた迷彩カラーのフェラーリ「458イタリア」がオークションにて登場(2017/9/9投稿)

Reference:CARSCOOPS