まさに価格破壊。一時期約1億円まで高騰したポルシェ「911R」が約4,000万円に

2020-05-26

バブル経済並みの価格高騰を見せた「911R」がオークションに登場

自然吸気&MT仕様というプレミア価値が付き、伝説のポルシェ「911」として非常に注目を集めていた「911R」。
新車価格2,629万円、販売台数も限定991台でありながら、過去これまで中古車・オークションでの最高価値は約1億円にまで上りましたが、ポルシェがMT仕様のモデルをカタログモデルとしてラインナップすることを発表してから、その価値は一気に下落し、以前のFort Lauderdaleオークションにて出品された個体は約3,300万円にまで下落しました。


現在の市場価値はいかほど?

今回、8月24日にモントレー・カー・ウィーク2018の一環として開催されるRMsothebysオークションにて出品の「911R」も、2016年にアメリカ・カリフォルニアのポルシェ・ディーラにて納車(748台目/991台中)した一台(アメリカ市場では296台が納車)で、走行距離は48kmと超低走行でありながら、予想落札価格は約3,600万円~4,000万円と言われています。

恐らく投機目的にて購入したとされる「911R」かと思いますが、売却のタイミングが遅れてしまったのか、納車のタイミングが大分後になってしまったのか、完全に価格破壊を起こしてからの出品となってしまいましたね(ある意味その変動は仮想通貨並)。

ブラックとグリーンの組合わせはグッド

外観としては、ブラックのボディカラーをメインにグリーンのストライプ、シルバーのアクセントが加えられ、スポーツ・クロノパッケージやポルシェ・ダイナミック・ライト・システムを搭載したブラックLEDヘッドライト、BOSEプレミアム・サラウンド・システム、ナビゲーション付PCMと、とにかくオプション満載の一台。

インテリアは非常にシンプルな作りとなっていて、レザーを採用したスポーツシートにチェック柄との相性は抜群。

シートベルトは若干グレー系にも見えますね。
ヘッドレストには「911R」の刺繍が施されています。

カラードステッチはホワイト?にてブラックとのメリハリをつけたアクセントがグッド。

パワートレインは、排気量4.0L 水平対向6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力500psを発揮。
トランスミッションは6速MT、0-100km/hの加速時間は3.8秒、最高時速は323km/hにまで到達します。

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Reference:CARSCOOPS