ピニンファリーナの最新EVハイパーカー「PF0」のインテリア公開。8月23日にもプロトタイプモデルが登場する模様

2020-05-26

シンプルだけど先進的なインテリアが公開

2020年に向け市販化を急ぐオートモビリ・ピニンファリーナの最新EVハイパーカー「PF0」のインテリアがようやく公開。
来週のモントレー・カー・ウィークにてそのモデルの実態が明らかとなる「PF0」ですが、最も強力なイタリアのスーパーカーとして、そのスペックはもちろんのこと、インテリアにおいても近未来的なデザインと無駄を一切省いたミニマリストデザインであることがティーザー画像からも確認できますね。


物理ボタンは僅か2つのみ

ティーザー画像にもある通り、ダッシュボードには2つの物理的なプッシュボタンが見られ、1つ目左側はドライバ専用のパワースイッチボタン(いわゆるエンジンスタートボタン)、もう一つがギヤセレクター機能ボタンとなります。
ステアリングホイールは、レザー(ブルーとホワイトを採用?)とカーボンファイバにて覆われた角のあるタイプで、タッチセンシティブタイプ込みのボタンが組み込まれている様子。

ドライバ視点においては、重要な情報を表示する小さなデジタルスクリーンがある一方、インストルメントクラスター左右には、多数の細かな情報を提供するデュアルディスプレイが搭載されています。
ダッシュボードのLED周辺の照明は、ドアパネル上にて途切れることなく継続され、ボディとの抱き合わせシートは大きな横Gをサポートするためと思われます。

スペックは相変わらずハイパー過ぎるぜ

スペックに関しては、0-100km/hの加速時間が2.0秒未満で、最高時速は400km/hを超えるとのこと。加えて「PF0」に搭載されるバッテリパックを完全に充電しての航続可能距離は500km以上走行できるといわれています。
パワートレインについては、4つの電動機を搭載することで、システム総出力は2,000psを発揮する模様。

価格帯については、約2.2億円~2.5億円と非常に高額で、2019年初頭には実機を用いたテスト走行が実施されます。
デリバリーは、2020年後半と言われているので、これから急速に開発が進むと同時に、開発車両を多々目撃することがあるかもしれませんね。
また、ピニンファリーナ曰く「PF0」を発表後は、オールエレクトリックモデルのSUVも追加する予定で、こちらについては約2,000万円ぐらいになるのとのこと。

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Reference:motor1.com