ブガッティ「ディーヴォ」の追加ティーザー公開。そのシルエットはまさに過激な「VGT」そのもの

2020-05-26

ブガッティ「ディーヴォ」ティーザー第三弾公開

来週の8月24日に開催するモントレー・カー・ウィーク2018(The Quail)にて、世界初公開を予定しているブガッティ「ディーヴォ」。
直線に長けた「シロン」をベースとしながらも、低速と高ダウンフォースの発生によりコーナリング性能に重点を置いた究極のスーパースポーツとなります。


やっぱりスタイルベースは「VGT」?

今回、ブガッティは新たなティーザー画像を追加しましたが、その過激なスタイリングを彷彿させるシルエットは、「シロン」ベースの過激スポーツモデル「ヴィジョン・グランツーリスモ(VGT)」に非常に似ていますね。

こちらがその「ヴィジョン・グランツーリスモ(VGT)」。
サウジアラビアの某オーナーが、ブガッティ「シロン」の正式納車スタートと同時に、併せてこの個体も強制的に納車させた究極の1台で、その価格は5億円~6億円と言われています。
実際のところ、最新モデル「ディーヴォ」のデザインやスタイルベースは「VGT」から来ているのでは?とも言われていますが、今回のシルエットティーザー画像を見る限り、まさにその通りかもしれませんね。

なお、ブガッティCEOのステファン・ヴィンケルマン氏やディーヴォ・プロジェクトリーダーのPierre Rommelfanger氏は、「シロンベースのモデルでありながらも、機敏で素早く、大きなダウンフォースを発生させる」と説明しており、1920年代にブガッティ・レースドライバとして活躍したアルバート・ディーヴォの名に恥じない技術力と、デザインDNAを完全に新しい形にて生み出していくと自信。

搭載エンジンについては排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンと予想しますが、ハイブリッドエンジンである可能性は限りなく低いと思われます。

上記にも挙げましたが、「ディーヴォ」の発表時期は8月24日としており、生産台数は僅か40台と非常に少なく、車両本体価格は約6.4億円と「シロン・スポーツ」の約3.4億円よりも2倍近い価格帯にまで跳ね上がることから、車体重量の大幅な軽量化はもちろんのこと、パワーチューニングも施されるのではないかと考えられています。

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Reference:motor1.com