モナコにて、直管マフラのフェラーリ「F40」が登場。バッキバキの爆音サウンドでもあぁ美しい【動画有】

2020-05-26

かなり珍しい「F40」が登場

スーパーカー密度が明らかに高過ぎるであろうモナコにて、何とも珍しい直管マフラ仕様のフェラーリ「F40」が登場。
「F40」は、1987年にフェラーリ創業40周年を記念して作られたスペチアーレモデルすが、厳密には限定モデルとしては販売されておらず”量産モデル”として登場。
結果的には1,311台製造されましたが、今現在の市場価値は非常に高騰しており、日本円での新車販売価格は4,650万円に対し、時価では約2億円にまで上ります。


直管マフラの「F40」ってどうなのよ?

そんな「F40」のパワートレインは、排気量2.9L V型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力478ps、最大トルク577Nmを発揮。
トランスミッションは5速MTで、駆動方式は後輪駆動(MR)となります。

貴重な「F40」ですが、どうやらモナコではTubi直管マフラ仕様に改造し、爆音サウンドで公道を走らせている模様。
こういったマフラには、触媒やサイレンサーが搭載されておらず、排気圧を調整するものが完全に取り払われるため爆音を奏でることになります。
ただ、こうした直管マフラのメリットを最大限に活かすことができるのは高回転ゾーンに限定されるとも言われ、ストップ&ゴーを繰り返すような公道(信号なんかあったら尚更)では低速域が弱くなるとのことで、とにかく乗りにくいの何の。

あのフェラーリの甲高いエキゾーストサウンドをどのような場面でも楽しめるという意味では、非常にメリットの大きい代物ではありますが、やはりそこはスーパーカーブランドたる所以であって、”ボフボフボフ”と耳に苦痛を与えるだけのようなサウンドとなるとちょっとオススメはできない改造なのかもしれません。

【Terrorizing the Streets of Monaco in a Straight Piped Ferrari F40 !】

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Reference:CARSCOOPS