1,000万円いっちゃう?アイルトン・セナが使用していたレースカートがオークションに登場

2020-05-26

かなり貴重なレースカートがオークションに登場

9月5日より、イギリス・ロンドンにて開催されるRM Sotheby’sオークションにて、レジェンドドライバとして有名なアイルトン・セナ氏が使用していた1994年式のレーシングカートが出品されることがわかりました。

この個体は、Instituto Ayrton Sennaチャリティーの一環として行われるもので、落札された金額の10%が寄付され、質の高い教育を提供することでブラジルの若者を支援するために行われます。
同研究所によれば、毎年17のブラジルの週にて1,500,000人の子供と65,000人の教師、そして660の市町村に恩恵をもたらすことができるとして、積極的に活動しているといいます。


色々と重みのある一台

さて、今回出品されるレーシングカートは、アイルトン・セナ氏がトーレマンやロータス、マクラーレン、ウィリアムズを含む10年間のキャリアにてフォーミュラ1世界選手権の3つの賞を獲得するも、1994年のサンマリノ・グランプリにてクラッシュし、その短き命を絶った悲しき年の6週間前に使用していた個体となります。

聞くところによれば、この個体は1994年3月19日にサンパウロ州のタトゥー農場にて、アイルトン・セナ氏が友人たちを招待して遊びの一環として使用していたもの。つまりはプライベート用として所有していた個体となります。
残念なことに、彼が亡くなってからは一度もエンジンはかけられていませんでしたが、先日シャシーのオリジナルメーカであるRiomark Kart MiniとエンジンメーカであるTche Parrillaによって完全修復され、正式に駆動することも確認済みとなっています(実際にサーキット場での走行も可能)。

かなりプレミア価値の高い一台で、オークションでの予想落札価格は約700万円~990万円と中々に高額ではありますが、やはりアイルトン・セナ氏が所有していたというところがキーポイントとなり、1,000万円を超えてくる可能性もありそうです。

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Reference:motor1.com