フォードから新型車9車種が追加予定。2023年には既存モデル含め20~23車種へ拡大も

2020-05-26

フォードが実用的なモデルを着々と増やしていく模様

フォードは、既にいくつかの新型車を発表する計画にありますが、今後更に新型車を増やしていくことが判明しています。
同社は、セダンモデルを段階的に廃版にする計画をもつ一方で、他の車種を徐々に増やしていくことで、トータル的には現在よりも更にラインナップ数を拡大していく予定となっています。


”アメ車=大排気量”は昔の話?

デトロイト・ニュースによると、フォードの製品開発&エグゼクティブバイス・プレジデントの説明では、2023年までに20種類~23種類のモデル拡大を計画しているとのことで、「ブロンコ/フォーカス・アクティブ/レンジャー/フュージョン/タウラス」を含め、更なるコンパクトなるモデル「(仮)ベイビー・ブロンコ」も登場する可能性があるとのこと。

また、今後数年間で合計9種類の新しいモデルが追加される予定で、その内の7車種はピックアップトラックとクロスオーバー・SUVがそのカテゴリを占めているとのことですが、その中でもスバル「アウトバック」を競合とするハイルーフ型ハッチバックモデルもラインナップ予定で、これについてはほとんど知られていないものの、セダンモデルと同じ構成のもと、スポーティさを持たせたモデルになるといわれています。

なお、フォードは先日1,000万台目の「マスタング」がロールオフしたり、”不適切な行動”でCEOが厳しい処分を受ける等、起伏の激しい状況が続きますが、そんな中でも期待されているのが「マスタング/F-150」のダウンサイジング+ハイブリッドモデルの登場で、これは以前から噂されている通り、本格的なラインナップに向けて着々と開発が進められている模様。
「アメ車=大排気量」というイメージでしたが、フォードも遂にはこうしたマッスルイメージの払拭と環境性能に適したエコロジー最優先企業へと成長していく境界線に立たされている状況なのかもしれません。

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Reference:CARSCOOPS