意外と無かった組合せ。BMW「M5(F90)」vsテスラ「モデルS/モデルX P100D」がドラッグレースバトル【動画有】

2020-05-26

意外とありそうで無かったドラッグレース

100%内燃機関を搭載するBMWのハイパフォーマンスモデル「M5(F90)」と、100%EV採用のテスラ・ハイパフォーマンスモデル「モデルS/モデルX P100D」がドラッグレースバトル。
内燃機関モデルと電気自動車のドラッグレースバトルは、よく繰り広げられていましたが、今回のような組合せは今までありそうで無く、どういったレース展開とあんり、どういった結果になるのか非常に気になるところですね。


早速各車両のスペックを見ていこう

【BMW「M5」】
エンジン:排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジン
最高出力/最大トルク:626ps/750Nm
トランスミッション:ZF 8速AT
0-100km/h加速時間:3.4秒
駆動方式:四輪駆動(AWD)
車体重量(パワーウェイトレシオ比):1,855kg(2.96kg/ps)

【テスラ「モデルX P100D」】
搭載ユニット:デュアルモータ
最高出力/最大トルク:596ps/1,248Nm
トランスミッション:1速AT(CVT?)
0-100km/h加速時間:3.1秒
駆動方式:四輪駆動(AWD)
車体重量(パワーウェイトレシオ比):2,508kg(4.21kg/ps)

【テスラ「モデルS P100D」】
搭載ユニット:デュアルモータ
最高出力/最大トルク:596ps/1,248Nm
トランスミッション:1速AT(CVT?)
0-100km/h加速時間:2.7秒
駆動方式:四輪駆動(AWD)
車体重量(パワーウェイトレシオ比):2,106kg(3.53kg/ps)

やっぱり重要なのはトルクじゃね?

上の数字だけを見ていくと、最高出力とパワーウェイトレシオ比では圧倒的にBMW「M5」の方が上となりますが、問題なのはそのトルク値。
特に最初の走りだしで必要となるトルク値とトラクションコントロール性能では、高いトルクと四輪駆動が大きく有利(もちろんその他のバランスも必要ですが…)。
今回のドラッグレースでは、この高いトルク値がキモになってきますね。

ハンディを与えれば接戦。しかしフェアバトルでは…?

上記の通り、その高くも力強いトルクによる加速性能は圧倒的にテスラが上と判断したのか、最初のドラッグレースでは「モデルS P100D」が少し遅れてダッシュをするハンディキャップ方式。
しかし、それでも加速の伸びはしなやかで徐々に差を広げていくテスラ「モデルS P100D」。
最終的には僅差でテスラが勝利となりましたが、その後のフェアバトルではとんでもない差を広げてテスラが勝利するという結果となります。

【Tesla Model S and X P100D Ludicrous vs 600HP 2018 BMW F90 M5 1/4 Mile Drag Racing with VBOX Data】

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Reference:CARSCOOPS