【アップデート】僅か29台の超レア車・ルーフCTRイエローバードが競売に登場。走行距離50,000km超えでも予想落札価格は日本円換算で約1.3億円

あのRUF・CTRイエローバードがオークションに登場!

RM Sotheby’sモントレーオークションにて、ポルシェ911をベースに開発された、ドイツの有名チューナー・ルーフCTRイエローバード(RUF CTR Yellowbird)がオークションに出品されることが明らかとなりました。

今回出品される個体は、1989年にスイスの販売代理店にて納車されたもので、世界で僅か29台しか製造されなかった内の10番目のCTRイエローバードとなります。


コンディションばっちり!継続して使用された極上品

このCTRイエローバードは、ポルシェ911カレラ3.2(Porsche 911 Carrera 3.2)をベースに特別なチューニングが施され、パワートレインはポルシェ962用に開発された燃料噴射式エンジンから供給された排気量3.4L 水平対向6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力469hpを発揮。

トランスミッションは911ターボ由来となる4速MTを搭載し、駆動方式は後輪駆動(RR)のみとなります。

走行距離は約52,200km走行していながら、レストアはされていないものの、キズや汚れなどは殆ど無く、素晴らしい管理体制のもとで使用されてきた極上の一台となります。

定期メンテナンスも実施されており、エンジンのコンディションも抜群、消耗品となるパーツ類も交換しているとのことで、これまでにない状態といえるでしょう。

この個体には、ブラックのRecaroバケットシートやグレーのインテリアカラーを取り入れた個性的な一台で、その価値は非常に高いとされています。

 

この個体は、当時のスポーツカー雑誌Road&Trackにてポルシェ959やフェラーリ288GTOといった大人気スーパーカーよりも速く、更には当時曇り空と黄色いボディカラーのプロトタイプがあまりにも対照的であったことから”イエローバード”と呼ばれることになりました。

ちなみにこの個体の予想落札価格は日本円に換算して約1.3億円と超高額ではあるものの、今後も更に値上がりすることが予想されているため、今のうちに投機目的で購入するといったユーザーも多いそうです。

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Reference:CARSCOOPS