マツダの元社員が、ランボルギーニ「ガヤルド」のシャシーをベースにしたスーパースポーツ「C2」を販売?

2020-05-26

謎のスーパーカーが登場。経営者は元マツダ社員

昨日より開催中のペブルビーチ・コンコールソ・デレガンス2018にて、謎のスーパースポーツモデルが発表されることがわかりました。
この個体の開発を進めるのは、カルロス・サラフと呼ばれる人物で、過去10年間マツダに勤務し、「ロードスター/MX-5」や「マツダ3/アクセラ」、そして「Nagare/Furai」といったコンセプトモデルを多く手掛けたスペシャルリストとなります。


ベースはランボルギーニ「ガヤルド」。デザインもかなり個性的?

そんなマツダ技術を熟知した人物が同社を去り、自身が立ち上げたスーパーカー製造メーカを立ち上げる準備を進めている中ではありますが、既に一台のスーパーカーの開発を進めていることがわかりました。
この個体は、「C2」と呼ばれるもので、イタリアのスーパーカーメーカ・ランボルギーニ「ガヤルド」をベースにした、ユニークなデザインとなっています(どことなくKen Okuyama氏がデザインした「Kode0」にも似ている)。

「C2」は、多くのカーボンファイバアクセントを持ち、更には特徴的なフロントデザイン、新しいドア開閉(多分シザードアの可能性が高い)、そして軽量化を施したアルミホイールを装着します。
スタイリングについては、空力ミラーサポートとカスタムリヤエンドが含まれ、特にカスタムリヤエンドにはハニカムアクセントが加えられ、リヤディフューザーやカーボンファイバパーツが多く流用されています。

エンジンはやっぱり「ガヤルド」ベースのV10

そして、最も期待されるパワートレインですが、これについては今のところ「ガヤルド/ウラカン」と同じV型10気筒自然吸気エンジンを搭載する可能性が高く、リタニングされたサスペンションと新しいスロットルボディが搭載されることが期待されています。
トランスミッションは、未だ確定ではないもののゲート型シフター変換を開発中とのことで、全く新しくもトラクションコントロール性能を向上させる機能性を持つといわれています。

なお、「C2」は限られた数量のみ製造されるとのことですが、価格の方は未定。
この個体をオーダーする際は、カーボンファイバもしくはアルミニウムといった材料のオプションから設定が可能とのことです。

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Reference:CARSCOOPS