ルノー「アルカナ」が遂に世界初公開。クーペ風SUV、19インチアルミホイール装備のスポーツ仕様に
実用性よりもスポーティさを追求したクーペSUV
ルノーの最新プレミアム・クーペSUV「アルカナ(ARKANA)」が遂に世界初公開。
大衆車向けから若干外れかけ、ロータスとまではいきませんが、スポーティ路線へと軌道を変更してきたルノーが、次なるニッチな市場へと参入するための第一歩として、スポーティ且つ引き締まりを強化したクーペSUV「アルカナ」が、ロシア・モスクワインターナショナルオートサロンにて世界デビューします。
※「アルカナ(Arkana)」はラテン語の”arcnum”が由来となっており、「秘密」を意味しています。
今まで以上にアグレッシブなデザイン言語を採用
今回公開された「アルカナ」は、リヤヘッドルームとトランクスペースを犠牲にし、スポーツ性能を高めることを目的にクーペSUVを採用しました。
フロントデザインを確認していくと、近年のルノーにて見られる大型C形状のフロントLEDデイタイムランニングライトを採用し、先代モデルとなる「キャプチャー」よりもダイナミックでワイド感を強調させた新たなデザイン言語を導入しています。
SUVとは思えぬスタイリング
サイドのスタイリングはこんな感じ。
一言で表すなら「背を高くしたクーペ」で、実用性よりも走行性能やプレミアム市場への参入を目的としたニッチなデザインと言えそうです。
足元には、何ともスポーティな19インチ大口径アルミホイールを装着していますね。
リヤデザインはこんな感じ。
アストンマーティン「ヴァンテージ」のような片端のリヤテールからもう片方までつなげるLEDストリップが何とも言えぬ高級感を演出。
リヤセンターには金属メッキの「ARKANA(アルカナ)」も貼付されています。
そして、リヤエキゾーストシステムについては、若干中央に寄せたメタル製リヤバンパー一体型のデュアルエキゾーストをインストールしています。
価格やスペックは未だ不明
競合モデルとしては、メルセデスベンツ「GLCクーペ」やBMW「X4」、そして新たに登場するアウディ「Q4」が対象となっていますが、具体的なパワートレインや価格帯は未だ不明なままとなっているため、この辺りの詳細情報は、モスクワインターナショナルオートショー2018にて明らかになると思われます(但し、欧州での販売予定は無し)。
【Renault Arkana coupe-SUV video debut】
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Reference:motor1.com