あの吸引力の変わらない掃除機でお馴染みダイソンが電気自動車を本格的に製造へ。併せて大規模なテストコースも建設中

2020-05-26

あのダイソンが本格的に電気自動車市場に参入へ

”吸引力の変わらないただひとつの掃除機”でお馴染みのダイソンが、以前から電気自動車業界への参入に向けて黙々と開発が進められてきましたが、ようやくその個体に関する開発や製造に向けてHullavington Airfieldにて事業を大幅に拡大すると同時に、テストサーキット(160km/h以上の速度を実現できる滑走路)の建設に向けて着々と計画が進められていることがわかりました。


空軍基地を使ってテスト走行を行う本気っぷり

2018年8月初めに、ウィルシャー州会議にて提出されたダイソンのフェーズ2計画によると、本格的に電気自動車メーカへと移り変わることとなり、この取り組みの一環として、同社は空軍基地にて2棟のハンガーを修復し、現在開発中のバッテリ駆動のための工場も建設予定となっています。

なお、テスト施設には設計/エンジニアリング事務所のほかに、カフェやスポーツセンター、ダイソンの新しい電気自動車について学ぶ人々のためのビジターセンターも併設されるとして、一般客の方々も訪問が可能となり、企業と人が触れ合える身近な風土を目指していくとのこと。

今回開発が進められるEVモデルについて、あまり言及はされていないものの、前回の報告によればダイソン独自のシャシーを採用し、自社開発の電動機を使用することが示唆されています。
そして、登場する車種は全部で3種類とのことで、2020年もしくは2021年にはモーターショー等で世界初公開される予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS