BMWのEVモデル「iX3」の開発車両をキャッチ。落ち着いたキドニーグリル、スペックは変わらず270馬力?

2020-05-26

ほぼほぼ完成系の「iX3」が登場

BMWの100%電気自動車モデル「iX3」の開発車両を早速キャッチ。
今年の4月末に世界初公開された北京オートショー2018登場以来となる「iX3」ですが、これまでBMWが市販化してきたiブランドとは異なり、フロントのキドニーグリルは大口化されるも、今回の開発車両ではナゼか半分カモフラージュされた中途半端なデザインに。


スタイリングや足元は非常にスポーティ

少し斜めから見てみるとこんな感じ。
フロントやフェンダー以外のところは概ねプレスラインもはっきりし、足元のホイールもダブル5スポークのスポーティなアルミホイールを装着していますね(サイズ的には18インチっぽい)。

サイドから見てみるとこんな感じ。
インナーモールとタイヤ外径とのクリアランスは非常に狭く、適度にローダウンされていることが確認できますが、これはあくまで開発車両用に調整されたものだと推測。
スタイリング的には、非常に引き締まったクロスオーバー風で、車体重心もそれなりに低い印象を受けますね。

リヤデザインは、リヤアンダーバンパー周りがまだまだ分厚めカモフラージュによってカバーされていますね。
リヤテールランプは、ほぼほぼこの状態にて市販化されるのかもしれません。

スペックはモーターショー発表時とほぼ変わらず?

今回目撃されている「iX3」ですが、北京オートショー2018にて明らかとなったWLTPサイクルの航続可能距離が400kmと発表されていましたが、この距離よりも更に多く走行できる可能性が高いとのこと。

バッテリに関しても、70kWhの大容量バッテリパックを搭載することで、BMWの第5世代電気駆動システムをベースにしたゼロエミッション・クロスオーバーとして、システム総出力は270hpを発揮し、30分でフル充電可能となる急速充電機能も充実しているとのこと。

ただ、今回説明されているスペック等については、市販モデルへと移行する際に、更に変更となる可能性も。
発表時期についても明確な時期は明らかとなっていないため、「本当に市販化するの?」という疑問がありますが、遅くとも2020年までには登場すると予想されます。

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Reference:INSIDEEVs