シャコタン&鬼キャンスタイルのトヨタ「86」が、ちょっとした段差に引っかかってカメ状態に【動画有】

2020-05-26

鬼キャン「86」がカメになる

日本で何かと人気の高いスタンスチューニングのシャコタン&鬼キャンスタイル。
この日本の族車スタイルが、アメリカのJDMコミュニティでも絶大なる人気を博しており、数多くのイベントが開催されているとのこと。

※鬼キャンは、自動車のキャンバー角を極端に内側(マイナスのネガティブキャンバー)にする方法で、タイヤ・ホイールが「ハの字」状態となり、その低さを競ったり、それを”カッコいい”と思える改造の一つ


ここまで際どい改造は日本でも中々見れない

今回、その中で圧倒的な鬼キャン仕様に仕上げたトヨタ「86」が登場していますが、そのキャンバー角たるや私たちの常識をはるかに超えてくる程にとにかく極端すぎるほどのハの字状態で、恐らくホイール内側のリムやタイヤの片ベリ(もはや片ベリと呼べるレベルではない…)も相当なレベルなのではないかと思います。
おまけに、2本の竹やりルックなマフラも確認できますが、日本の族車スタイルに相当憧れを持っているのかもしれません。

装着しているホイールも、大人気ブランドBBSのアグレッシブモデルを装着し、従来よりもマイナスのオフセットとなるアウトセットに仕上げていることが確認できますね。

そんな過激すぎるトヨタ「86」が、そこまで高くも無い段差のスピードバンプを乗り越えようと、若干斜めから進入→クリアしようとしますが、まさかのフロントアンダーパネルとバンプが接触してしまい、前に進むことができずカメ状態に。
現場にいたスタッフ陣も、すぐさま「86」のリヤを押して応戦を図りますが、全く前に進めず苦笑い。

改造は、一つの妥協がトラブルを招く

本来であれば、こうした鬼キャンスタイルに改造する場合、車高調整を可能とするエアサスペンションコンポーネントを使用するケースが多いのですが、この「86」オーナーはチープなサスペンションをチョイスした模様。
そのため、常にこの車高を維持した状態で走行しているため、腹下はここぞとばかりに擦り減り、一部オイル漏れも発生しているのだとか。
日本の族車に憧れて、とことんまでこだわって改造することは決して悪いことではありませんが、やはり周りに迷惑をかけず、多少高価であってもエアサスペンションは付けておいた方が賢明ではないかと思いますね(後に腹下から異常が発生し、そのときにかかる修理代を考慮すると安い方だと思う)。

【Toyota FR-S at Georgia Car Show || ViralHog】

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Reference:autoevolution