BMW「X7」の公開日を11月→10月中旬に変更。但し、10月初め開催のパリモーターショー2018に間に合わない恐れも?

2020-05-26

ある意味稀ともいえる発表の前倒し

BMWのフルサイズSUVモデル「X7」が、元々11月のロサンゼルスオートショー2018にて世界初公開予定だったのですが、ここにきてまさかの「1か月前」となる10月に変更したことが明らかとなりました。

これは、The Drive社の情報によるもので、BMWのスポークパーソンとのインタビューにて、フルサイズSUVモデル「X7」の登場は”10月中旬”になる、と述べており、発表が後伸ばしになることはあっても、”前倒し”になるというのは中々に稀で「どうしても早く公開しなければならない」理由があるのかもしれません。
なお、追加情報については限られているもののイメージデザインや技術仕様に関する情報を発表する予定とのこと。


前倒しになってもパリモーターショー2018に登場する可能性は低い?

ただ、ここで明確にしておきたいのは、BMWが回答した内容が”10月中旬”というところで、10月2日~14日まで開催される「パリモーターショー2018」に出展する、とは明確に回答していないということ。
つまり、BMWとしては11月に開催のロサンゼルスオートショー2018前には、(理由はわからないにしても)何かしらの形で事前に公開する必要性があるのかもしれません。

BMWは、既に「X7」の特許画像を公開しており、どのようなデザインであるかも示しています。
ミドルサイズSUVモデル「X5」のような細いヘッドライトと、控えめなフロントバンパーを備え、リヤオーバーハングは長めで、ルーフラインはほぼフラット状態であることがわかります。

エンジンラインナップは想像以上にボリューム大

エンジンラインナップについては、「X5」と共有される予定で、排気量3.0L 直列6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力340ps/最大トルク450Nmを発揮する予定。
また、トップレンジモデルには、排気量4.4L V型8気筒エンジンを搭載し、最高出力462ps/最大トルク650Nmを発揮予定となっています。

その他には、欧州仕様として排気量3.0L 6気筒ディーゼルターボエンジン(最大出力261ps/最大トルク620Nm)や、ハイパフォーマンスモデルの「X7 M50d」では、排気量3.0L 6気筒クォーターターボディーゼルエンジン(最大出力400ps/最大トルク760Nm)と、「X7 M50i」の排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジン(最大出力530ps/最大トルク750Nm)がラインナップされると予想しています。

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Reference:CARSCOOPS